国際キャリア学科(ICD)の7期生にあたる現4年生の学生生活は、入学時に始まったコロナ禍により大きな影響を受けました。特に1年次には多くの授業がオンラインになり、大学にも通えない状態が続きました。しかし、こうしたなかでも7期生たちは努力と挑戦を続け、就職活動では目指していた業界や企業へ内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。
このコーナーでは、志望していた企業より内定をいただいた4年生の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第23回はグランドスタッフを目指し、第一志望であったANA福岡空港株式会社様より採用の内定をいただいたM.Oさん(福岡女学院高等学校出身)からの喜びの報告です。
M.Oさん(福岡女学院高等学校出身)-ANA福岡空港株式会社内定
私はこの度、第一志望であるANA福岡空港株式会社よりグランドスタッフとして内定をいただきました。
私は小学生の頃から航空会社の客室乗務員になりたいという夢を持っており、大学に入学してからも将来の進路には客室乗務職しか視野に入っていませんでした。しかし、航空会社でのインターンシップや空港での研修などを重ねる度に次第にグランドスタッフの仕事の魅力により惹かれていきました。
就職活動でも、最初は客室乗務員の募集にばかりエントリーをしていました。エントリーシートは大学のキャリアセンターの方にご指導いただき、できあがりましたが、いざ就職活動となると「どこか違うではないか」という思いが芽生え、改めてグランドスタッフの仕事について調べ、これまで参加した研修を振り返ることにしました。その結果、グランドスタッフの仕事の魅力にどんどん惹かれるようになり、締切ギリギリでグランドスタッフの募集にエントリーしました。そして、面接を4社ほど受けていくなかで、社内の雰囲気や働かれている方々のお人柄に強く惹かれ、「ここで働きたい!」と思う企業に出会いました。それが、ANA福岡空港株式会社です。以後、同社での面接に全力を注ぎ、一番、楽しい面接ができた同社より内定をいただくことができました。
私が自分のやりたい仕事に気付くことが遅かった原因は自己分析が足りなかったことです。その結果、エントリーシート提出や面接の段階になって、やっと目指す職種が見つかりました。しかし、それに気づいた5月には既に募集を締め切っている企業も多く、焦りました。自分をとても責めました。しかし、母に気楽に臨むように声をかけてもらえたおかげで心が楽になり、就職活動も苦ではなくなり、結果的には良い結果につなげることができました。
これから就職活動を迎える後輩の皆さん、悩みを一人で抱え込まないことがとても大切です。ゼミの先生やキャリアセンターの方々、家族、友人などに相談して、考えていくことで、自分自身の心の負担を減らすことができ、就職活動が良い思い出として残るのではないかと思います。大事なことは自己分析や他己分析を就職活動前までにしておくことです。自分は何をすることが好きなのか、どんな人と働きたいのかなど、簡単なことでもいいので、ぜひ考えてみてください!皆さんの就職活動が楽しく、実り多いものになることを願っています!