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2023.05.18

メディア・コミュニケーション学科

授業紹介:福岡女学院資料室を再び訪れた学生たちの声(卒業研究I)

メディア・コミュニケーション学科の池田理知子4年ゼミでは、1年前に行った3年次でのツアーに続き、福岡女学院資料室を再び訪問しました(前回訪問時の事前学習はこちら、ツアーの様子はこちら)。

事前学習で映画『月光の夏』(神山征二郎監督作品、1993年制作)を観て、改めて女学院と戦争とのつながりを考えた学生たちは、資料室で何を思ったのでしょうか。コメントをいくつか紹介します。

歴史が長い学校だからこそ、よく調べてみると実は違っていたということもあり、まだまだここには知らないことがたくさんあると実感した。また、創立当初から変わらずに続いていることが多いのに驚いた。それだけ女学院に携わった人がここを誇りに思い、大切にしてきたのだと感じた。今も女学院が多くの人に愛されているのは、創立されたギール先生の強い意志に心打たれた人が大勢いたからだと思った。(N・Hさん)

福岡女学院についての歴史を学び、女性教育のためにたくさんの人が尽力されたのだと感じとることができた。前回訪れた時とは、セーラー服や女学院存続の事実の見解が変化していて、あれからも歴史の検証が行われていることが分かった。すごく素敵な学校で学べているのだと実感でき、卒業後も誇りをもって社会に出られると思う。(N・Hさん)

歴代の校長先生が学校を守るためにしたことや、さらに発展させるために働いたことを聞いて感動した。戦争で焼け野原になっても、相手を悪く言わないように学生におっしゃったという話は、キリスト教の教えがよく分かる出来事だと思う。資料室に行ったことのない在校生にも足を運んでほしいと思う。(M・Aさん)

福岡女学院資料室のみなさん、お世話になりました。

 

(池田理知子)