国際キャリア学科の六期生にあたる現４年生の就職活動もコロナ禍により大きな影響を受けました。しかし、こうした逆境といえる状況のなかでも六期生たちは果敢に挑戦を続け、目指していた業界や企業への就職が内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。

このコーナーでは志望していた企業より内定をいただいた国際キャリア学科４年生の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第２回は第一志望である星野リゾート様より内定をいただいたM.Aさん（福岡県立春日高等学校出身）からの喜びの報告です。 

 

なお、国際キャリア学科生が星野リゾートに内定するのは昨年度のM.Sさんに続き２年連続となります。

 

＊昨年度、星野リゾートに内定し、現在、同社で活躍している国際キャリア学科五期生のM.Sさん（福岡県立筑前高等学校出身）の就職活動体験記はこちら

私はこの度、第１志望としていた星野リゾートより内定をいただきました。

 

私は大学生活を通して、いつか自分のなりたい姿を見つけようと考えていました。そのため、２年次には以前から目標としていた海外留学のためカナダに行きました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大と重なってしまい、４ヶ月の予定だった留学生活がわずか１ヶ月ほどでの帰国となってしまいました。帰国後、このままだともったいないと考え、留学先で見つけた自らの課題を改善しようと、英語の勉強に力を入れました。他にもできるだけ幅広い知識を増やしたいと思い、興味があった美容に関する日本化粧品検定にも挑戦しました。猛勉強の結果、日本化粧品検定の２級を取得することができました。

 

私が最初に就職活動を意識し始めたのは３年生の夏頃でした。大学を通して５日間のインターンシップに参加したほか、自ら調べた企業のインターンシップにも参加しました。その頃はまだ自分が何を目指したいのか、何になりたいか、まだ分からずに悩んでいましたが、今年２月頃、職種は絞らずに多数の会社説明会に参加するようにしたところ、自分が本当にやりたいことは何なのか、次第に分かるようになってきました。そうしたなか、星野リゾートを就活サイトを通じて知り、非常に魅力を感じ、志望するようになりました。

 

私は様々な企業を受けましたが、オンラインだけではなく、対面での面接もありました。対面ではマスクをしなければいけなかったので、より笑顔で受け答えすることを意識しました。オンラインでは、とにかく笑顔と話し方の雰囲気を大切にしました。他にも、スマートフォンのカメラで自分自身を録画し、改善するところを見つけ出すようにしました。友人にも協力してもらい、面接練習も何度も行いました。そして他の企業での失敗や改善点を考え見つけ出し、第１志望である星野リゾートへの対策を強化しました。こうした取り組みの結果、内定をいただくことができました。

 

私が内定をいただくまでには、多くの方々のお力添えがあったと感じています。進路実現において悩んでいる時に相談に乗ってくれた家族や友人、国際キャリア学科の先生方、そして手厚く親身に対応してくださった大学の進路就職課の方々のおかげだと思っています。

 

後輩の皆さん、就職活動に対しては様々な不安があると思います。私が就職活動を通して学んだことは、不安な時こそ、何か行動することが大切だということです。何もしていないと、不安が募っていくばかりです。福岡女学院大学には進路実現に向けて安心して行動できる環境が整っています。とりあえず説明会に参加してみる、とりあえず自己分析をやってみる、とりあえず悩みを進路就職課の方に相談してみるなど、【とりあえず】何か行動してみてください！そうすることで、段々と先が見えてくるはずです。あまり焦らず、自分らしく頑張ってみてください。応援しています！