国際キャリア学科の英語学習カリキュラムはレベルごとに編成した少人数のクラスで、英語力をスキル別に高め、総合的に伸ばすことを目的に編成されており、授業の多くは英国、米国、カナダ、ニュージーランドなど英語圏出身のネイティブスピーカーの教員が担当しています。
そして、多くの企業が海外駐在員派遣等の目安としているTOEIC® 730点以上を目標にしています。2年次には海外提携校に留学するプログラムもあり(*)、国内外でのインターンシップや研修でも英語を使う機会が豊富にあります。こうしたカリキュラムを通じて、TOEIC®の得点を大幅に伸ばし、700点台から800点台の成績をあげる学生も相次いでいます。
*2021年度はコロナ禍により停止中ですが、再開に向けて検討を進めています。
国際キャリア学科生のTOEIC®挑戦レポート、52回目となる今回は入学時から努力を続け、2年次には学科の目標を上回る745点を達成したR.Tさん(3年、福岡県立久留米高等学校出身)の報告を紹介します。
R.Tさん(3年、福岡県立久留米高等学校出身)のTOEIC® 挑戦レポート
私は高校生の時から度々、TOEIC®の公開テストを受けてきました。
得点アップのために普段から公式問題集の「TOEIC Listening&Reading問題集」にあるCDを活用してリハーサルをしてきました。TOEIC®の本番の試験はリスニングセクション100問が約45分間、リーディングセクション100問が75分間の合計2時間ですが、私は説明や例の音声を飛ばして、それぞれ30分と60分の合計90分で解くようにしていました。また、問題集にある解答用紙をコピーして毎回、本番同様に鉛筆を使って塗りつぶしながら解きました。この方法は、問題をより把握できるだけではなく、時間配分の練習も同時にできるというメリットがあるので、週2回のペースで頑張りました。
私は語彙が弱点なので、「英単語ターゲット1900」「完成英単語熟語DataBase4500」にある単語を毎日5ページずつ覚えて、次の日にランダム20の単語の訳と例文の穴埋め形式で解くようにしました。文法面では、「Vintage」を使用して単語と同様に20題の小テストを解きました。このように日々、小テストを解くと単語を覚えることができるだけではなく、異なる状況での単語の使い方も把握できるので、ずっと続けました。