国際キャリア学科の英語学習カリキュラムはレベルごとに編成した少人数のクラスで、英語力をスキル別に高め、総合的に伸ばすことを目的に編成されており、授業の多くは英国、米国、カナダ、ニュージーランドなど英語圏出身のネイティブスピーカーの教員が担当しています。
そして、多くの企業が海外駐在員派遣等の目安としているTOEIC® 730点以上を目標にしています。2年次には海外提携校に留学するプログラムもあり(*)、国内外でのインターンシップや研修でも英語を使う機会が豊富にあります。こうしたカリキュラムを通じて、TOEIC®の得点を大幅に伸ばし、700点台から800点台の成績をあげる学生も相次いでいます。
*2021年度はコロナ禍により停止中ですが、再開に向けて検討を進めています。
国際キャリア学科生のTOEIC®挑戦レポート、46回目となる今回は入学時から努力を続け、3年次には1年次から315点、得点を上げて815点を達成したN.Hさん(4年、福岡県立新宮高等学校出身)の報告を紹介します。
N.Hさん(4年、福岡県立新宮高等学校出身)のTOEIC® 挑戦レポート
私がTOEIC®で目標としていた800点を超えることができた理由の一つとして、リスニング力の向上があると思います。2年次のカナダのセントメアリーズ大学への留学後、TOEIC®のリスニングの点数を270点から470点まで上げることができました。このことからも日常的に英語を聴く環境があるかどうかの重要性を実感し、帰国後もなるべくそのような環境に身を置くよう努めました。
(2年次、カナダ、セントメアリーズ大学留学時のN.Hさん)
TOEIC®に向けての私の勉強方法ですが、基本的に公式の問題集と朝日新聞出版社の「TOEIC®TEST特急シリーズ」の問題集を使って勉強しています。「TOEIC®TEST特急シリーズ」は持ち運びしやすいサイズなので移動時間などの隙間時間に解いて、帰宅してからは公式問題集をテスト形式でしっかりと時間を計りながら解いています。そのほか、好きな小説や漫画を英語バージョンで読むことに挑戦したり、映画を英語音声と英語字幕で見たりするなど、趣味でも楽しく英語に触れる機会を作るようにしています。
大学では、TOEIC®対策の授業「Test Taking Skills」を履修しました。この科目はスコアによってレベル分けされたクラスで授業が行われるので、より高い点数を取りたい人はおすすめです。最後に、これからの目標としてTOEIC®で900点を目指したいと思っています。そのためにも卒業後も英語に常に触れていきたいと思っています。
TOEIC®スコアの変遷
(左)英語学・異文化コミュニケーション研究の中島ゼミの友人たちと、(右)ゼミの卒業研究発表で
(写真撮影の時だけマスクを外しています)