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2021.03.16

国際キャリア学科

国際キャリア学科インターンシップ:明治安田生命でのインターンシップ(2020年度後期)②

「世界とつながる仕事で活躍する女性の育成」を目指している国際キャリア学科では、2年生、3年生を対象に毎年度、前期と後期にビジネスの現場で学ぶインターンシップやフィールドワークを国内外の企業の協力を得て、実施しています。

 

2020年度後期は、明治安田生命保険相互会社と提携してオンラインでのインターンシップを実施しました。参加したのは、Y.Mさん(福岡県立筑紫高等学校出身)、M.Nさん(福岡県立久留米高等学校出身)、S.Nさん(福岡県立香椎高等学校出身)、Y.Mさん(福岡県立福岡高等学校出身)、Y.Tさん(福岡市立福岡女子高等学校出身)と留学生のG.Sさん(九州英数学館国際言語学院出身)、R.Mさん(九州英数学館国際言語学院出身)の計7名で、生命保険業界の仕事について多くのことを学ばせていただき、大きく成長しました。お忙しいなか、丁寧にご指導いただきました明治安田生命の皆様、本当にありがとうございました。

なお、国際キャリア学科からは昨年度の明治安田生命でのインターンシップに参加した学生を中心にR.Mさん(福岡県立小倉西高等学校出身)、S.Iさん(九州産業大学付属九州産業高等学校出身)、A.Sさん(福岡県立糸島高等学校出身)、A.Kさん(佐賀清和高等学校出身)、M.Tさん(宮崎県立小林高等学校出身)の5名の4年生が同社に内定をいただいており、来月、入社します。 

*明治安田生命に内定をいただいた学科生のうちM.Tさん(宮崎県立小林高等学校出身)S.Iさん(九州産業大学付属九州産業高等学校出身)の就職活動体験記はこちらです。

(昨年度の明治安田生命インターンシップ、右写真の左は同社に入社予定のS.Iさん)

 以下では、Y.Mさん(2年、福岡県立福岡高等学校出身)とY.Tさん(2年、福岡市立福岡女子高等学校出身)の報告をご紹介します。

Y.Mさん(2年、福岡県立福岡高等学校出身)のインターンシップ報告

私は2月15日から19日までの5日間、明治安田生命保険相互会社様のインターンシップに参加させていただきました。

インターンシップでは、まず国の社会保障制度や生命保険の必要性について学んだ後、ご加入者様の家族情報の例を用いて、コンサルティング営業を体験しました。「病気・けがのリスク」「就業不能・介護のリスク」「万一のリスク」「老後のリスク」の4つのリスクには、それぞれに社会保障制度が存在していますが、受給には条件や金額の上限があります。必要な資金から受給額を差し引いた部分は、自助努力によって用意しておかなければなりません。貯金では何かが起こった時点で必要な金額が十分に用意されているとは限らないのに対し、生命保険は加入時点から保障額が準備されています。これらの学習のなかで、私は特に介護が必要になった時の自己負担が想像以上に大きいと感じ、備えておくことの必要性を理解することができました。コンサルティング営業体験では、家族情報の例をもとにリスクへの備えの優先順位を考えて発表しました。加入者様のご意向を汲み取りつつ、年齢、職業、家族構成などを踏まえて熟慮し、必要な情報をきちんとお伝えし、納得してご加入していただけるように取り組みました。グループでの活動を通して、インターン生同士、お互いに刺激を受け、高めあうことができました。

今回のインターンシップによって、保険業界に対するイメージが良い意味で大きく変わりました。参加前は、「保険の営業はノルマが厳しくて大変そう」「競争が厳しそう」というイメージを勝手に持っていました。しかし、実際に働かれている社員の方々の体験談を伺い、手厚い研修制度やチーム、先輩によるサポートの仕組みを知るとともに、職場の良い雰囲気やインターンシップに関わられた方々の温かいお人柄を画面越しながら感じ取ることができ、とても前向きな印象を持つようになりました。特に、東日本大震災の際のお話が心に残りました。日頃からアフターフォローを大切にされ、加入者の方とお互いに顔を見れば認識できるような関係を築いていたため、被災後、安否確認をいち早く終え、素早く対応することができたというお話です。お顔を合わせて信頼関係を築き、加入者の方々の日々に寄り添い、安心を提供できるとても魅力的なお仕事だと思いました。

Y.Tさん(福岡市立福岡女子高等学校出身)のインターンシップ報告

5日間のインターンシップを通して、営業の仕事について詳しく学ぶことができました。営業においては、ただ自分たちの案を提示するのではなく、まずはお客様のご要望をお聞きして、それを踏まえて提案することが重要であること、そして契約が終わった後のアフターフォローが最も大切であることなどを学びました。実際にグループワークでお客様のご要望をお聞きしてプランを作成する課題に取り組みましたが、お客様のお話にきちんと耳を傾けて、寄り添うことが契約への第一歩につながることを実感しました。最近ではSNSなどが流行っていますが、やはりお客様と直接、お話をすることはより印象を残すことになると思います。

今回のインターンシップでは、本当に良い経験ができました。自分の内面の成長を実感し、自信もつきました。実際の仕事に基づいたグループワークはとても楽しかったです。人と話すことが好きで、コミュニーケーションには自信がありましたが、実際にグループワークをしてみると人と仕事上でコミュニュケーションをとることの難しさも感じました。もっと成長しなければいけないと思う部分もありましたので、これからは自己分析も含め、しっかりと取り組んでいきたいと思います。