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2021.03.10

国際キャリア学科

国際キャリア学科インターンシップ:明治安田生命でのインターンシップ(2020年度後期)①

「世界とつながる仕事で活躍する女性の育成」を目指している国際キャリア学科では、2年生、3年生を対象に毎年度、前期と後期にビジネスの現場で学ぶインターンシップやフィールドワークを国内外の企業の協力を得て、実施しています。

2020年度後期は、「ビジネス・インターンシップⅡ」の一環として明治安田生命保険相互会社と提携してオンラインでのインターンシップを実施しました。参加したのは、Y.Mさん(福岡県立筑紫高等学校出身)、M.Nさん(福岡県立久留米高等学校出身)、S.Nさん(福岡県立香椎高等学校出身)、Y.Mさん(福岡県立福岡高等学校出身)、Y.Tさん(福岡市立福岡女子高等学校出身)と留学生のG.Sさん(九州英数学館国際言語学院出身)、R.Mさん(九州英数学館国際言語学院出身)の計7名で、生命保険業界の仕事について多くのことを学ばせていただき、大きく成長しました。お忙しいなか、丁寧にご指導いただきました明治安田生命の皆様、本当にありがとうございました。

なお、国際キャリア学科からは昨年度の明治安田生命でのインターンシップに参加した学生を中心にR.Mさん(福岡県立小倉西高等学校出身)、S.Iさん(九州産業大学付属九州産業高等学校出身)、A.Sさん(福岡県立糸島高等学校出身)、A.Kさん(佐賀清和高等学校出身)、M.Tさん(宮崎県立小林高等学校出身)の5名の4年生が同社に内定をいただいており、来月、入社します。 

*明治安田生命に内定をいただいた学科生のうちM.Tさん(宮崎県立小林高等学校出身)S.Iさん(九州産業大学付属九州産業高等学校出身)の就職活動体験記はこちらです。

(昨年度の明治安田生命インターンシップ、右写真の左は同社に入社予定のS.Iさん)

 以下では、M.Nさん(2年、福岡県立久留米高等学校出身)とG.Sさん(2年、九州英数学館国際言語学院出身)、S.Nさん(2年、福岡県立香椎高等学校出身)の報告をご紹介します。

M.Nさん(2年、福岡県立久留米高等学校出身)のインターンシップ報告

私は2月に5日間、明治安田生命保険相互会社様のコンサルティング営業職のインターンシップに参加させていただきました。ここでは5日間、どのようなことを経験したか、そこからどのようなことを学んだかについて述べていきたいと思います。

初日は明治安田生命について、そして生命保険とは何かについて学びました。そこでは生命保険について一から細かく教えていただきました。また、コンサルティング営業について学んでいくなかで、明治安田生命は既契約者の方々のアフターフォローを大切にされていることを知りました。2011年の東北の震災時にどの保険会社よりも早くお客様にお支払いができたという話はとても印象に残りました。他にも営業に当たっては自分がどんな人であるかをお客様に知っていただくことで信頼を得ることができることを学び、MY新聞を作り、グループに分かれて自己紹介をしました。

2日目は、社会保障制度についてみっちり勉強しました。お客様に保険のプランを提案するには自社の商品についてだけではなく、国の制度や法律についても知る必要があるということを学びました。

3日目は実際に架空のお客様の家族情報などを基に「万一の備え」「就業不能、介護への備え」「老後への備え」のなかでどれを優先すべきか、保険のプランを立てて、グループ・ディスカッションを行いました。実際に体験してみて、お客様にとって最もいいプランを考えることはとても難しく、営業を担当されている方々の凄さを実感することができました。

4日目は3日目にグループで考えた優先順位についての発表を行いました。他のグループの発表を聴くことで、お客様に対する考え方の共通点や相違点を見つけることができて、とても興味深く、視野が広がりました。また、リモートではありましたが、社内見学もさせていただきました。実際に社員の方々が働かれている職場の様子を拝見し、雰囲気を感じ取ることができました。

5日目は自己PRの作成の仕方について学びました。自己PRを書いたのは今回のインターンシップの申込書が初めてでしたが、一から細かく丁寧に教えていただいて、非常に勉強になりました。

5日間のインターンシップを通してリクルーターの方や先輩方のお話をうかがい、明治安田生命や保険業界、営業職の業務についてだけでなく、人と人の関りのなかで大事なことについても学ぶことができました。今回は残念ながらリモートでのインターンシップでしたが、それを感じないくらい濃く充実した時間を過ごすことができました。貴重な経験ができて、とても感謝しています。ありがとうございました。

G.Sさん(2年、九州英数学館国際言語学院出身)のインターンシップ報告

明治安田生命でのインターンシップからたくさんのことを学びました。特に生命保険業界と営業のお仕事に関する知識、そしてコミュニケーション・スキルを身につけることができました。コロナ禍のため、インターンシップはオンラインでしたが、七つのグループに分かれて協議やプレゼンテーションを行うとともに、オンライン上で職場見学をして、社員の方々から貴重なお話をうかがうことができました。このインターンシップは私の成長に影響を与えた貴重な機会となりました。本当にありがとうございました。

S.Nさん(2年、福岡県立香椎高等学校出身)のインターンシップ報告

私は2月15日から19日までの5日間、明治安田生命保険相互会社様にてコンサルティング営業コースのインターンシップを経験させていただきました。

体験させていただいた業務のなかでも特に印象に残っているものが三つあります。一つ目はMY新聞の作成です。MY新聞とは営業の方が訪問先のお客様に渡されている自己紹介カードのようなもので、これを通してお客様との距離を縮めることができるため、実際に私たちも作成し、他大学からのインターン生とグループワークでお互いに自己紹介をしました。お互いの共通点が見つかることも多く、会話が弾むきっかけを作ることができ、自己紹介カードの重要性を感じました。二つ目はコンサルティング営業体験です。様々なご家族がいる家庭に最適な保険プランを提案する体験をしました。人生100年時代を迎えるなかでライフプランが実現できなくなってしまうようなリスクが大きくわけて三つあり、提示されたご家族情報や支出関連情報を基に必要保証額のシミュレーションを行いました。仮に事故などで世帯主の人が働けなくなってしまった場合、保険に入っていなければ負担する療養費等の金額は相当なものになります。この体験を通して保険の役割を詳しく知ることができました。三つ目は先輩方の体験談です。入社3年以内の社員の方々から営業職の魅力についてお話をいただきました。多くの方が「保険という目に見えないものを購入していただくためにはお客様との信頼関係を築くことがとても重要であり、実際にこれまで購入してくださったお客様の大半が私の人間性を見て保険の加入を希望された」とおっしゃっていました。この体験談を聞いたことで、営業職に対するイメージが変わるとともに、仕事においては自分の人間性を磨くことが重要だと感じました。

今回のインターンシップを通して生命保険業界に関する知識を得るとともに、営業職の魅力を知ることができました。また、自分に足りていない能力を再認識し、新たな目標を決める良い機会となりました。オンラインでのインターンシップで短い期間でしたが、他大学の学生とも切磋琢磨でき、自分自身、成長することができた貴重なインターンシップでした。ご指導いただき、本当にありがとうございました。