国際キャリア学科の英語学習カリキュラムはレベルごとに編成した少人数のクラスで、英語力をスキル別に高め、総合的に伸ばすことを目的に編成されており、授業の多くは英国、米国、カナダ、ニュージーランドなど英語圏出身のネイティブスピーカーの教員が担当しています。
そして、多くの企業が海外駐在員派遣等の目安としているTOEIC® 730点以上を目標にしています。2年次には海外提携校に留学するプログラムもあり、国内外でのインターンシップや研修でも英語を使う機会が豊富にあります(2020年度はコロナ禍で停止中)。こうしたカリキュラムを通じて、TOEIC®の得点を大幅に伸ばし、700点台から800点台の成績をあげる学生も相次いでいます。
学生のTOEIC®挑戦レポート、34回目となる今回は1年次の500点台から得点を大きく上げて3年次には700点台を達成したN.Fさん(福岡県立筑紫高等学校出身)の報告を紹介します。
N.Fさん(福岡県立筑紫高等学校出身)のTOEIC® 挑戦レポート
私は1年次に500点台だったTOEIC®の点数を700点台まで伸ばすことができました。スコアを伸ばすことができた大きな理由はリスニング力を高めたからだと思います。ここでは私がスコアアップのために取り組んできたことをご紹介したいと思います。
一つ目は短い小説でもいいので英語の書籍を読むこと、特に音読することです。読むだけでも十分に効果はあると思いますが、声に出して読むことで、さらに頭に入ってきやすくなり、より英語を認識できるようになると感じています。2年次に米国のテネシー大学マーティン校に留学していた時は米国人の友達に音読の練習に付き合ってもらっていました。TOEIC®のリスニング・パートでは短い会話を聞き取る問題もあるので、まずは短い英語の文章を音読することが効果があると感じています。
二つ目は洋画を日本語字幕で観るのではなく、英語字幕で観ることです。音声と同時に英語の字幕を読むことで目と耳から同時に学ぶことができます。留学時は米国人の友達と一緒に映画を観に行って、意味が分からなかったところは解説してもらったりしていました。長い映画でなくてもいいので、20分から30分くらいのコメディドラマを観ると、日常会話によく使われるフレーズなども出てくるのでおすすめです。私は「Friends」というドラマをよく見ていました。
三つ目は『金のフレーズ』という単語帳を繰り返し読むことです。この方法は語彙力をつけるとともに、リーディング力のアップにもつながると思います。私は『金のフレーズ』に対応しているアプリを使って、音声を聞きながら繰り返し発音したり、ノートに書いたりして、語彙力アップに励みました。実際のテストの時もこの単語帳にある単語がたくさん出ました。
私は主にこのような方法で特にリスニング力を強化させてきました。自分に合った勉強方を見つけて取り組むことが一番いいと思いますので、参考になるかは分かりませんが、興味があれば試して見てください!
英語力の向上につながった海外経験
テネシー大学マーティン校(米国)への長期留学(2019年)