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2020.12.18

心理学科

学部と大学院との連携 その3

福岡女学院は、「つながり」を大事にしています。心理学科Todayでは、学部と大学院との連携に関する記事を掲載しています。今回は、「心理実習」のテイ―チングアシスタント(TA)として学部生の実習体験をサポートした大学院生に、後輩をサポートする体験について感想をよせてもらいました。学部生と大学院とのつながりが学びをより豊かにすることが伝わります。素敵な感想をありがとうございました。 

心理実習後のカンファレンスの様子

※掲載している写真は、2020年3月以前のものです。

TA体験を通した大学院生の感想

◆TAとして参加した学部生の実習開始前のミーティングでは、期待と不安の声がたくさん語られました。自分が学部生だった時にも、また大学院生になり新たに実習に臨む時にも、期待と不安が入り混じった気持ちになったため、自分も学部生も抱く気持ちは同じであると感じました。そのため、学部生の気持ちに共感するとともにどのような言葉を伝えたらその不安が軽減するのだろうかと考え、関わりました。また、どの学生も実習だけでなく実習先に関する事前学習に対しても積極的に学ぶ姿勢が見えました。実習で一つでも多くの事を感じ、学び取ろうとしている学部生の姿勢をみて、快く実習を引き受けて下さった実習先の方々への感謝の気持ちと実習に対する熱意を自分自身も再認識する体験となりました。

(大学院生Mさん:福岡女学院大学出身)

 

◆TA体験を通して、学生それぞれが実習に真摯に向き合い、考えながら取り組んでいる姿を感じることができました。初めての実習ということもあり、緊張や戸惑い、不安を抱えて実習を迎えた学生も多いようでしたが、実習カンファレンスでは実習の様子や関わり、課題などについて自分の言葉で伝えている姿がありました。実習生のこれらの様子に触れる中で、一人ひとりの頑張りと成長を見ることができたように思います。TAを体験できたことで、学部生の頃にこの授業を受講していた時を思い出し、初心に立ち返ることができました。感謝の気持ちを忘れずに、学ぶ姿勢や相手に関心を持って関わること、自分で考えて主体的に取り組むことの大切さを改めて感じる事ができた貴重な時間でした。 

(大学院生Sさん:福岡女学院大学出身)

 

つながりに関する記事はこちら→ その12020年12月10日記事 その22020年12月15日記事 2020年3月23日記事 2019年3月8日記事