本学は2012年度に朝倉市と連携協力に関する協定、さらに2020年度には包括連携協定を締結し、主に観光事業を中心に様々な連携を行っています。
2023年度は都市政策課から甘木駅周辺の活性化に向けた駅周辺整備基本構想策定のため、市民や近隣学生からなる「コンセプト検討部会」への参加協力依頼を受けました。
「コンセプト検討部会」とは、甘木駅に人が集まる、甘木駅を中心としたまちづくりを目指すため、地域の方が集まり、話し合いをする会です。ワークショップ形式の会議で意見を交わし、検討した内容が甘木駅周辺整備基本構想策定会議で協議されます。
本学からは学生2名（現代文化学科1名、メディア・コミュニケーション学科1名）が手をあげ、年4回にわたり、会議に参加しました。
会議に参加されている方は年齢も様々。朝倉市の良さや特徴について、若い人たちの意見を積極的に取り入れ、公民連携で駅の活性化に取り組むなど、多種多様な意見があげられていました。
学生たちからは、駅の待合室にスマートフォンの充電スペースや図書館、カフェブースを設ける等の案が提出されました。また駅からの2次交通機関の充実や、観光地とつなぐ必要性もあげられました。
コンセプト検討部会であげられた意見をもとに、甘木駅周辺の整備方針が決定しています。また、整備ゾーニング案についても意見交換し、今後の検討に反映されます。
コンセプト検討部会の詳しい活動報告は、朝倉市HPで確認できます。
第１回・第２回【https://www.city.asakura.lg.jp/www/contents/1693196330379/index.html】
第３回【https://www.city.asakura.lg.jp/www/contents/1700442783588/index.html】
第４回【https://www.city.asakura.lg.jp/www/contents/1708927936130/index.html】
学生の声
「様々な立場の方と一緒に意見を出し合うことでより広く深いものになることを実感しました。私たちの声が実際にこれからの甘木になっていくと考えるととても面白かったです。自分の住む地域が知らない間に変わってしまうのではなく、今回のように、自分自身が地元のこれからに関われるということは非常に大切なことだと思いました。住民が積極的に関われる地域をつくることが、地域創生において必要だと感じ、学びとなりました。」
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