本学の「心理実習」は、施設見学を行う「心理実習Ⅰ」に始まり、初めて現場で支援実習を行う「心理実習Ⅱ」、そして「心理実習Ⅱ」での気づきや自己理解を踏まえて改めて現場で支援に取り組む「心理実習Ⅲ」で完結します。
1年半という時間をかけて取り組む「心理実習」は、他大学にない手厚さです。
だからこそ、「心理実習Ⅲ」の最終授業の場には、教員も驚くほどの成長を遂げた学生の皆さんの姿があります。
今回は、2023年度の「心理実習Ⅲ」を受講したお二人の感想を紹介します。
「心理実習Ⅲ」受講生の感想
私は心理実習Ⅲまでの履修を終え自己分析を行う力が身につきました。
本学の心理実習は他学とは異なる特徴を持っており、1年半かけて見学実習と現場実習を行います。
そのため日頃から、日誌で自分の活動の振り返りを行い、カンファレンスで他の実習生やTAの先輩方と情報共有を行うことで、自分の進路や将来の夢に向け、じっくりと考える時間がありました。
心理実習Ⅰの履修登録を行い右も左も分からない状況で実習先に行き、日誌やカンファレンス記録を提出することは非常に大変でしたが、先生方やTAの先輩方の手厚いサポートのおかげで最後までやり遂げることができたと思います。
将来の夢を叶えるため今後も勉学に努めたいと思います。
T.R.さん(久留米信愛高等学校出身)
心理実習Ⅲでは、実習Ⅰ・Ⅱでの体験学習や講義での学びを、実践を通じてより確かなものにすることを目指しました。
初めは、自身の支援方法に不安を感じることもありましたが、先生方や大学院生、そして実習先の方々のサポートがあり、徐々に自信をもって支援が出来るようになりました。
また、日誌や礼状の記入、カンファレンスなどの発言機会を通じて、先生方からの指導もあり、文章力や表現力が向上したと感じています。
U.C.さん(福岡県立中央高等学校出身)