1月25日、心理学科の卒業研究合同発表会が行われました。
新型コロナウィルス感染症の影響で過去3年間オンラインでの開催となっていましたが、今年度は久しぶりに従来のポスター発表形式で行われました。卒業研究は、大学での学びの集大成です。
それは、自分の興味や関心をもとに、人の心についての「問い」をたて、その「答え」を解明していくプロセスです。
4年生は、卒業研究を通して、論理的に考える力を身に着け、自分の考えを言語化する力を磨き、専門性を高めていきます。
当日は発表者の4年生・心理学科の教員以外にも、他学科の先生方や職員の方々、1年から3年生までの心理学科の学生の皆さんが参加してくださいました。
参加者の皆さんには、全ての研究の中から特に面白かったもの4編を選んで、投票していただきました。
その結果をもとに今年度の最優秀賞3編、優秀賞4編が選ばれ、表彰状と副賞が贈呈されました。
最優秀賞・優秀賞のタイトルは・・・
今年度の最優秀賞、優秀賞のタイトルは以下の通りです。
皆さん、おめでとうございました!
【最優秀賞】
・自己志向的完全主義が自尊感情および自己効力感に及ぼす影響
・感謝をすることが自身にとってポジティブな効果をもたらすか-社会人基礎力、人間関係満足度との関連-
・音楽聴取の機能と職場の心理的ストレス反応の関連性
【優秀賞】
・非行傾向のある子どもの関係形成と回復プロセスに関する質的研究
・おやつの経験とコミュニケーションスキルの関連 -小学校低学年の経験に注目して-
・絵本が大学生に与えるポジティブな影響ーなつかしい絵本と絵の美しい絵本を用いてー
・援助要請スタイルと援助要請阻害要因の関連
表彰された発表以外にも素晴らしい研究がたくさんありました。
同じゼミ・同じ学科の仲間たちと支え合いながら卒業研究に取り組んだ日々は、皆さんの今後の人生に役立つ貴重な経験となることでしょう。