そして、多くの企業が海外駐在員派遣などの目安としているTOEIC® 730点以上を目標にしています。2年次には海外提携校に留学するプログラム(*)もあり、インターンシップや実務研修でも英語を使う機会が豊富にあります。こうしたカリキュラムを通じて、TOEIC®の得点を大幅に伸ばす学生も相次いでいます。
国際キャリア学科生のTOEIC®挑戦レポート、64回目となる今回は今年前期に学部の目標値を大きく上回る925点を達成したR.Aさん(2年生、福岡雙葉高等学校出身)からの報告をご紹介します。
- 海外留学プログラムはコロナ禍のため停止していましたが、昨年度後期よりオーストラリアの西オーストラリア大学とサザンクロス大学、韓国の延世大学への留学を再開しました。今年度からは、カナダのセントメアリーズ大学とニュージーランドのオークランド大学、そして台湾の長栄大学への長期留学も再開しています。
R.Aさん(2年生、福岡雙葉高等学校出身)のTOEIC®挑戦レポート
私は今年度前期に受けたTOEIC® で、目標であった900点以上を取ることができました。私は生まれ育ちがアメリカであるため、幼少期から英語しか使わない環境にいました。アメリカでは現地の学校に通っていたため、自分の英語力には自信がありました。TOEIC® でも簡単に目標の900点台をとることができると思っていました。日本に来てから、日本語の勉強が中心になり、英語を使う機会が減っているなかで、1年生の夏季に初めてTOEIC® に挑戦しました。その時は帰国子女である私としてはとても悔しい結果となりました。自信があったのにもかかわらず、目標の点数をとれなかったことへの悔しさ、そして反省を踏まえ、TOEIC® 対策の勉強を始めました。
国際キャリア学科の授業の一つである「Test Taking Skills」はTOEIC® 対策も学べるため2年間、履修し、授業時間内や自主勉強の際に見つけた疑問点を積極的に先生に質問しました。リスニング、短文、長文など様々な分野のなかで、特に苦手分野であった長文読解の点数を伸ばすためにはテスト中に見直しを行う時間を作る事が重要であるため、大学の授業にも時間配分を意識して取り組みました。他にもTOEIC® 予想問題のアプリなども活用し、休み時間や通学中になるべく多くの問題を解き、日常的に問題に慣れておくようにしました。このようにして苦手分野を克服し、自分にあった勉強方法を見つけたことにより925点を獲得して、目標を達成することができました。人それぞれ得意、不得意があると思いますが、まずは不得意な分野を見つけて、その改善のために自分にあった勉強方法を見つけ出すことが目標達成への近道だと思います。私もこの点数で満足するのではなく、新たな目標を立て、少しでも満点に近づけるように勉強に取り組んでいきたいと思います。