国際キャリア学科 (ICD)では、１年生を対象とした「Freshers Seminar」のなかで、世界とつながる仕事で活躍されている方々による特別講義を開催しています。

 

先日は、後期の特別講義としてシンガポール航空（Singapore Aielines）から福岡空港支店長の清水大輔様、貨物部営業課長の松村利馬様、福岡空港旅客部課長代理の小路永舞様をお招きして、シンガポール航空とそのお仕事、そしてシンガポールについてご講義いただきました。

初めに清水支店長から魅力あふれる国、シンガポールについてご紹介いただのに続き、松村課長からは「飛行機はどのようにして空を飛ぶのか」「飛行機のなかのトイレで流されたものはどこにいっているのか」「コクピットのなかはどうなっているのか」など楽しいクイズを交えながら航空輸送業とシンガポール航空について分かりやすくご説明いただきました。小路永課長代理からは航空会社における具体的なお仕事について、シンガポール航空の女性客室乗務員の方が着用している伝統的なバティックのサロンケバヤの制服の紹介など、学生たちがイメージしやすい具体例を交えながら丁寧に解説いただきました。

 

国際キャリア学科（ICD）はこれまで英国航空、スクート航空、アシアナ航空、マカオ航空、スターラックス航空など、外資系航空会社の客室乗務員等として活躍する人材を送り出してきました。今回、受講した１年生のなかにも航空業界を志望している学生が多くいます。学生たちは憧れの航空会社であるシンガポール航空と同社が本拠を置くシンガポールについて熱意を込めてお話しいただく講師の方々の講義に真剣に聴き入っていました。以下は受講した学生の感想（代表）です。

 

なお、国際キャリア学科では来年度、３年生を対象にシンガポール航空と提携したエアライン研修を実施する予定です。

私は航空会社のお仕事にとても関心があり、今回の講義では航空業界について知りたかったことをたくさん聞くことができました。客室乗務員の方に求められる作法もシンガポール航空では厳しく、新入社員は仕事に入る前に立ち振る舞いを厳しく指導されていることを知りました。シンガポール航空の方々が乗客に気持ちよく利用してもらえるような努力を日々、行われていることがお話を通してよくわかりました。

シンガポール航空の方々の講義を聞き、航空会社の仕事について具体的にイメージすることができました。講師の方々が下さったアドバイスもとても心に残りました。特に、清水様は私が気になっているホテル業界でのお仕事を経験されており、ホテル業についておっしゃった「ロングスパンでお客様の思い出をつくる仕事」「その瞬間、第一印象から思い出につなげる仕事」という言葉が印象に残りました。

私は外資系の航空会社というと、まずシンガポール航空を思い浮かべます。そんなシンガポール航空の方にいただいた講義はとても貴重な時間になりました。講師の方々は、航空業界で働くためには英語力はもちろん、大学生の今でしかできない経験をたくさんしておくことが必要であるとおっしゃっていました。これからの３年半をどう過ごすかが社会人になった時の自分を作っていくと思いました。

シンガポール航空からいらしていただいた３人の先生方のお話を聞いて、航空業界で働くうえで英語力が極めて重要であることを痛感しました。私は客室乗務員を目指していますので、今のうちにしっかり英語を修得していこうと思います。来年、国際キャリア学部のプログラムで留学する予定なので、講師の方が留学中にやっておくべきこととして、その国・地域でしかできない体験をすることをあげられたのも参考になりました。

航空会社というと、パイロットや客室乗務員、グランドスタッフなど私たちが航空機を利用する際に目にするようなお仕事をイメージしていましたが、他にも様々なお仕事があることを教えていただきました。例えば貨物業務です。貨物専用の航空機だけではなく、私たちが乗る旅客機にも貨物が載せてあり、企業からの貨物の予約や営業、貨物の搭載管理などのお仕事があると学びました。講義を通して、一機の航空機が飛ぶまでには様々な職種の多くの方が関わっていることを知りました。

シンガポールについては、年間を通して暑い、街が綺麗であるという印象を持っていましたが、今回の講義で教育に力をいれている国であることを知りました。コロナ禍で高校のシンガポールへの修学旅行に行けなかったので、今回の講義を聞き、ぜひ大学時代に訪れてみたいと思いました。

私は将来、航空会社で働きたいと考えています。講義後の質疑応答で、客室乗務員に求められる資質の一つとして人見知りをしないことが大事だということを教えていただきました。毎回、搭乗するメンバーが変わるなかで、的確にコミュニケーションをとり、情報共有するためには必要不可欠なことなので、自分も日頃から言いたいことをちゃんと相手に伝えていき、今回、教えていただいたことを活かして日々を過ごしていきたいです。

今回の講義をとても楽しみにしていました。数ある大学の中でも福岡女学院大学、特に国際キャリア学科は航空業界と関わりが深いということで入学したこともあり、とても貴重な時間になりました。講義では航空業界のお仕事について学ぶだけでなく、女性として身につけておくべきマナーの大切さを痛感しました。日頃の行動を改め、周りに配慮して、失礼のないようなマナーや作法を少しずつ覚えていきたいです。

シンガポール航空の方々から様々なお話を伺うことができ、本当に良い経験になりました。シンガポール航空の魅力を知るよい機会になりました。これから自分でもたくさん情報を集めて、研究してみたいと思います。

航空業界を目指している私にとって、実際に航空会社でお仕事をされている方々のお話はとても貴重でした。これからの３年半で語学力を向上させることはもちろん、様々な知識も増やして、自分を高めていきたいです。

どんな状況でも柔軟に対応する能力が仕事には求められると思います。この大学生活を無駄にせず、就職活動で活かせるように頑張りたいです。私は航空会社に興味があるので、ぜひシンガポール航空も視野に入れながら将来を考えていきたいと思います。航空業界ではどのような人材が求められるのかも含め、貴重なお話を聞くことができて、とても光栄でした。ありがとうございました。

質疑応答の時間に、航空業界を目指すうえで取り組むべきことは何かという質問に対して、英語の修得や大学生じゃないとできない経験をすることというお答えをいただきました。特に「大学生じゃないとできない経験をする」という言葉が胸に響いて、留学やアルバイト、ボランティアなど、大学生の今だからこそできることに精一杯、取り組み、充実した学生生活を送りたいと思いました。また、シンガポール航空で活躍されている方の特徴として、協調性があり、人見知りをしないことをあげられました。やはり自分からコミュニケーションをとる積極性と協調性が大切なのだと思いました。私は将来、航空会社に就職したいと考えています。今回、貴重なお話を聞くことができ、とても光栄でした。この講義で教えていただいたことを今後の自分の進路に役立てたいです。

質疑応答の時間に客室乗務員を目指す人に求められる資質について質問をさせていただきました。これに対していただいた回答は「人見知りしないこと」でした。多くの客室乗務員がいる航空会社では初めて会う人と乗務することは珍しくなく、その時に人見知りをしてしまうと、コミュニケーションが進まず、サービスにも支障が出てしまいます。いつ、誰とでもコミュニケーションをとることは、変わらぬサービスを提供するうえで不可欠であることを教えていただきました。とても納得し、それはどの業界でも言えることだと考えました。大学生活の中で多くの人と交流し、難なくコミュニケーションをとれるようになり、社会に出たいと強く思いました。

シンガポール航空の客室乗務員の方々の共通点として、人見知りをしないという特徴があるそうです。客室乗務職では、毎回のフライトで一緒に乗務するメンバーが変わるため、その日、初めて会った人と仕事をすることも少なくないそうです。そのような場面でも人見知りをせず、楽しくコミュニケーションをとれる人に私もなりたいと強く感じました。今回は私がとても興味を持っている航空業界についての講義でした。初めて知ることが多く、将来について改めてよく考えるいい機会になりました。

今回の講義では、お仕事での大変なところなど、普段、なかなか聞くことのできないお話を聞くことができて、航空業界に対するイメージがよりわきました。これから航空会社でのインターンシップに参加する機会がたくさんあると思います。その際に今回の講義で学んだことを頭に入れて臨むことで、より自分の夢を現実化しやすくなると思いました。夢を叶えることができるように、今回の講義をしっかりと心にとめて、研鑽を続けていきたいと思います。

航空会社に関心がある私は毎年、世界で最も優れたエアラインのランキングをチェックしています。シンガポール航空のこともこのランキングを通して知りました。今回、実際に同社で働かれている方々のお話を聞いて、日本の航空会社とは違うサービスの形や就航路線をとても魅力的に感じました。