学科 Today

  1. HOME
  2. 学科 Today
  3. 人間関係学部
  4. 心理学科
  5. こころの時代に「しあわせ」を考える~福祉心理学~

2023.10.19

心理学科

こころの時代に「しあわせ」を考える~福祉心理学~

今回は、授業紹介として、「福祉心理学」(3年生科目)を取り上げます。

「福祉」という言葉は、よく使う言葉で、みなさんも非常に身近に感じているのではないかと思いますが、その意味するところは、「しあわせ」といったものであり、特に「こころの時代」ともいわれる現代社会においては、「福祉(しあわせ)」と「心理学(こころ)」が結びついて、非常に重要なテーマとなってきています。

「福祉心理学」とは?

実際に、この科目は、国家資格である公認心理師ができてから、新たに開講されるようになったものであり、現実の社会における問題や課題を解決する実践心理学の一つとして位置付けられています。

具体的には、例えば、子育てに関する支援を行う場合には、行政的な福祉サービスはもちろんですが、心理学的なアプローチを取り入れて、子どものこころの発達を踏まえつつ、また、養育者の心理的な面を支えながら実施していくことが求められます。

あるいは、近年問題となっている、児童虐待の問題に対応する場合においても、心のケアという視点は非常に重要なテーマとなっています。

このような実践を行う場合に必要な学問が「福祉心理学」だと言えます。

実際には、児童相談所や子ども家庭支援センター、児童福祉施設、子育て関連施設などの他、高齢者、障がい児・者、貧困などの幅広い各領域、関連施設において、福祉心理学の実践が行われるようになっています。

担当教員は、これまでに児童福祉の相談機関や支援施設などの福祉領域の現場にて、心理職として勤務した経験がありますので、現場での最新の取り組みや、実際の感覚などが伝わるようなわかりやすい講義を心がけています。

現代社会において非常に注目すべき学問である「福祉心理学」の学びを是非深めていきましょう。

大学院

 

 資料請求はこちら

 

パンフのPDF はこち
ら

“フォト五七五"