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2023.10.25

国際キャリア学科

(授業紹介)「Current Business」2023年度⑤航空産業Ⅱ:日本航空ご出身の今村様による講義

国際キャリア学科3年生以上を対象とする「Current Business」(担当:山口)は、世界とつながるビジネスの第一線で活躍されてきた様々な業種の方を招き、実務の視点から日本の産業や企業経営、国際展開などについてご講義いただくオムニバス形式の授業です。

 

今年度の第5回の授業では、日本航空株式会社(JAL)のご出身で、現在は社会保険労務士事務所を経営されている今村裕明様を講師にお迎えして、国際キャリア学科(ICD)の卒業生が数多く活躍し、現4年生も計17名が客室乗務員やグランドスタッフなどの内定をいただいている航空産業を中心に現在の社会・経済状況のなかで企業が採用活動において求めている人材像、そして就職活動において気を付けるべきことなどについてご講義いただきました。

講義の前半には、少子高齢化、人工知能やロボットの活用の本格化などこれからの日本の社会、経済を取り巻く環境についてわかりやすく解説いただいたのに続き、就職活動を控えた3年生向けに業種を問わず今から準備しておいたことがいいこと、就職情報集めの際の注意点、書類選考に勝ち残り、面接で失敗しないためのポイントなど、多くの貴重なアドバイスをいただきました。続いて、航空業界の近年の採用動向について日本航空と全日本空輸を例にとってご紹介いただくとともに、航空会社への就職活動において注意すべきポイントや求められている人材像などについてご説明いただきました。

 

多くの学生の憧れである航空業界で貨物や客室乗務員の業務を含め40年近くにわたって活躍されてきた大先輩からのわかりやすく、胸に響く、そして楽しいご講義でした。以下は受講した学生の感想(代表)です。

N.Hさん(長崎県立大村高等学校出身)

就職活動の大きな枠組みを知ることができました。これまで、学生の視点でしか考えたことがなかったのですが、採用を行う会社側の考えやポイントを知ることができて、不安だった就職活動を少し落ち着いて進めることができそうだと思いました。ありがとうございました。

M.Iさん(九州産業大学付属九州高等学校出身)

就職活動において、企業側の視点に立つことの重要性を感じました。一緒に働く仲間を探す採用活動では、人間としての魅力、そして潜在能力や可能性を見られており、自分の魅力を最大限に出すためにまずは先輩方のエントリーシートをたくさん読むことから始めようと思います。今村先生の講義では、先週のジェイエアの竹内様とは違った視点から航空業界について学ぶことができました。ありがとうございました。

S.Sさん(九州産業大学付属九州産業高等学校出身)

いよいよ就職活動に向けて本腰をいれなければならない時期が来ましたが、一つ一つ丁寧に焦らずにやり遂げようと講義を聞いて思いました。この時期に今村先生のお話を聞けたことがはとても自分のためになりました。まずは書類選考を突破できるように先輩方のエントリーシートを繰り返し読み、大事と思った所はメモをとって、学生時代に頑張ったことや自己PRなど、しっかり考えていきます。ありがとうございました。

N.Oさん(福岡県立北筑高等学校出身)

様々なキャリアを積み重ねられてきた今村様に貴重なアドバイスを多くいただき、非常にありがたく思います。私もただ働くのではなく、常にモチベーションを保ちながら、高みを目指してステップアップしていく働き方を目指していきたいです。

A.Hさん(福岡県立朝倉高等学校出身)

日本航空ご出身の今村先生に講義をしていただきました。いただいた言葉で特に印象的だったものが三つあります。まず、「就職活動をする際は自分の行きたい会社の業界のホームページをくまなく見る」ということです。今まで自分が興味を持っている会社のものしか見ていなかったので、同業他社のも含めて見るということは新しい発見でした。二つ目は「習うよりも慣れろ」という言葉です。この言葉は普段の大学生活でも実感することで、やはり何事も「場数を踏むこと」が大切だと改めて気づきました。三つ目は「採算意識を持つ」という言葉です。働いていくうえで、「いま自分がここでこうしているだけで、一体どのくらいのコストがかかっているか」という意識を持つことの大切さを学びました。

K.Hさん(福岡県立福岡中央高等学校出身)

今回の講義で強く心に残った言葉が二つあります。一つは「目指す企業に向け、一勝をつかみ取る」という言葉です。エントリーシートをたくさん提出すると最終面接まで進める確率は上がるかもしれません。しかし、そこが本当に自分の行きたい企業なのか、しっかり考えるべきだと思います。確かに内々定を多く持っておくことは安心できるかもしれませんが、この言葉を念頭にしっかり自分の軸を持ち、まずは自己分析を行なっていきます。二つ目は「面接はお見合いの場」という言葉です。以前、同じ言葉を聞いたことがあるのですが、今回の講義でいかに面接が大切であるかを痛感しました。私は、今まで採用者側から就職活動を考えたことがありませんでした。しかし、今回の講義で会社側は一緒に働く仲間を探していていることを学びました。採用者の立場だったらどういう人材と一緒に働きたいかという視点で自分のことをより分析し、話せるように練習していく必要があると思いました。就職活動は企業とのマッチングであることを念頭に、面接で固くならずに自分を伝えられるように準備を完璧にしておきます。

M.Sさん(福岡県立宗像高等学校出身)

航空産業についてだけでなく、就職活動において必要なことについても知ることができ、とても勉強になりました。いただいた貴重なアドバイスを自身の就職活動の際にしっかり活かし、志望企業へ入れるよう頑張りたいと思います。

R.Mさん(福岡県立武蔵台高等学校出身)

少し戸惑っていた私が就職活動に向けて動き出すきっかけとなった講義でした。まずは、気になる企業、業界のホームページを確認することを習慣化し、エントリーシートに記載する大学生活のエピソードを考えることから始めようと思います。

A.Nさん(福岡県立輝翔館中等教育学校出身)

私は今、ブライダル業界を視野に入れています。航空会社での客室乗務員やグランドスタッフと同様にお客様と日々、関わり、おもてなしをする職業であることには変わりがないため、今回の講義もとても参考になるお話ばかりでした。これから本格的に就職活動が始まりますが、どのような結果であれ、自分が後悔の残らないような就職活動をしていきたいです。

N.Nさん(福岡市立福岡女子高等学校出身)

今村先生からは航空業界を中心に主に就職活動についてお話をしていただきました。今後の就職活動の進め方がクリアになる内容で、段階ごとにやるべきことや注目すべきところを的確にアドバイスいただいたので、とても貴重な時間となりました。

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