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2023.09.23

言語芸術学科

【授業紹介】劇場フィールドワーク ~ 特別編「そうだ! コガキョにきいてみよう」

言語芸術学科の選択科目「劇場フィールドワーク」は、実際に劇場で1つの作品を観劇し、対象作品にまつわる社会的・文化的背景や演劇・パフォーマンスの専門用語を学ぶ授業です。

2回目の授業は、その特別編として、9月24日(日)・25日(月)に学生ホールで『いきたひと』を上演されるyum yum cheese!の古賀今日子さんをお招きしました。前期の選択科目「身体表現ワークショップ」では「コガキョ」の愛称で親しまれている古賀先生。受講生のなかには演劇に馴染みのない学生もたくさんいます。演劇を仕事にするにはどうすればいいのか…? 福岡で演劇を続けるには…? そんな学生たちの数々の疑問に答えるために「そうだ! コガキョにきいてみよう」と題して、演劇に関わることになったきっかけや演劇のワークショップ、今回上演される作品『いきたひと』についてお話をうかがいました。

エピソードの面白さはもちろん、「演劇」の豊かさを感じられるよい時間となりました。実際の経験に裏打ちされた説得力のあるお話に、受講生は熱心に耳を傾けていました。学生たちのコメントを紹介します。

・コガキョ先生のお話がとてもおもしろくてあっという間の90分でした。なにげないことが自分にとってかけがえのないことに変わったり、たまたま出会った人が人生を変えてくれたりするんだと思いました。「いきたひと」についての話も私が普段観るような演劇とは違うものだと思い、公演が楽しみになりました。一人のひとを演じるのに演じる人によって方言が異なるのもとても面白い表現だと思いました。(3年生・Uさん)

・演劇と一口に言っても、とても多様な道が開けていて、その道の一つが他者との出会い、コミュニケーションだということが今回直接お話をうかがったからこそ伝わってくるものがありました。演技をする時に別の仮面をつけるのではなく、自分の仮面を外すという表現は腑に落ちた気がしましたし、演技をすることを通して自分の在り方を見つめ直したことも過去にあったので、とても刺さるものがありました。とても有意義で勉強になりました。(2年生・Dさん)

・人と人とのつながりを感じるお話をたくさん聞くことができて、とてもおもしろかったです。舞台の制作にかかわっている方々との縁だけでなく、お客さんとの間に生まれる関係性も大切にされていることが伝わってきてとても感動しました。普段知ることのできないような舞台の裏側のお話も興味深かったです。何気なく始めたことが後になってもとても大切なものになっていくというお話をきいて、私も色々なことに挑戦してみようと思いました。(2年生・Tさん)

コガキョさん、ありがとうございました! 公演は9月24日・25日です。まだお席に余裕がございます。ご来場を心よりお待ちしております。

公演詳細はコチラ