国際キャリア学科(ICD)の7期生にあたる現4年生の学生生活は、入学時に始まったコロナ禍により大きな影響を受けました。特に1年次には多くの授業がオンラインになり、大学にも通えない状態が続きました。しかし、こうしたなかでも7期生たちは努力と挑戦を続け、就職活動では目指していた業界や企業へ内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。
このコーナーでは、志望していた企業より内定をいただいた4年生の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第4回は株式会社西日本シティ銀行様より内定をいただいたY.Hさん(福岡県立須恵高等学校出身)からの喜びの報告です。
Y.Hさん(福岡県立須恵高等学校出身)ー株式会社西日本シティ銀行内定
私はこの度、株式会社西日本シティ銀行より内定をいただきました。
西日本シティ銀行を目指したきっかけは、山口先生の「Current Business」の授業で講義をいただいた同行の立花様のご経験やお言葉が印象に残ったことです。その後、企業研究を進めていくなかで、同行では社会に貢献しながら自身も成長できる働き方が可能だと確信しました。
私が就職活動を始めたのは、大学3年生の冬からでした。自分がどんな職に就きたいのか定めることができずに、漠然としたまま業界調べや自己分析を始めました。福岡女学院大学では、「Current Business」のように様々な業界で活躍されている講師の方による講義を聴く機会が多くあります。私もこうした講義を通して金融業界に興味を持ちました。そして、自身の経験や大切にしている気持ち、どのようなことに心を動かされてきたかなど、過去から現在まで今の自分自身を形成している物事をしっかりと振り返ることで、卒業後にどのような環境に身を置き、挑戦したいかが明確に見えてきました。
後輩の皆さん、就職活動中は自身に不甲斐なさを感じたり、周囲と比較してネガティブな気持ちになることもあるかと思います。しかし、就職活動を通して自分自身のことを振り返り、見つめ直すことが、自らをよりよく知り、将来について考える、とても貴重な経験となると、捉え方を変えてみてください。何事もプラスに捉えることで、緊張する面接などでも活き活きとしたありのままの自分を伝えることができると思います。私は就職活動を通して、人との出会いや様々な経験が自分を構築していることに改めて気づきました。皆さんも学生生活の中で様々なことに興味を持ち、挑戦し、有意義な時間を過ごしてください。きっと、それは自身の財産になるはずです。皆さんの成功を心から願っています。