今年の夏、言語芸術学科では「国内フィールドワーク(実践)」と「海外フィールドワーク(実践)」の二つのフィールドワークを実施しました。
今回は8/28~9/2までおこなった「国内フィールドワーク」について報告します。この授業は、学内での「国内フィールドワーク(理論Ⅰ・Ⅱ)」で事前学習した後に行われる実践編です。このフィールドワークでは、関⻄における文学・文化・習俗・芸能・芸術などについての実地研修や、大阪・兵庫・奈良での資料調査・各施設見学・舞台鑑賞などの様々な体験を通して、それぞれのテーマを深く学びます。
今回のフィールドワークのテーマは「古代と現代をつなぐ言語芸術の旅」。一日目と二日目は、万葉のふるさと奈良をめぐりました。
今年も鹿がお出迎え。受講生はみな鹿を撮るのに夢中になっていました。猛暑のなか若草山を登ったツワモノの学生たちもいました。
二日目に訪れたのは、大阪。「さかい利晶の杜」ではお茶体験や待庵の見学をおこない千利休が育んだ和の歴史文化を体感。
さらに通天閣周辺を歩き、コテコテの大阪を堪能しました。
「古代と現代をつなぐ言語芸術の旅」というコンセプトの通り、受講生たちはそれぞれが見た旅の風景を俳諧紀行文にして書き綴ります。
体力と感性をフル稼働させた言語芸術学科ならではの時間を過ごすことができました。(受講生の俳諧紀行文はコチラ)