国際キャリア学科(ICD)の7期生にあたる現4年生の学生生活は、入学時に始まったコロナ禍により大きな影響を受けました。特に1年次には多くの授業がオンラインになり、大学にも通えない状態が続きました。しかし、こうしたなかでも7期生たちは努力と挑戦を続け、就職活動では目指していた業界や企業へ内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。
このコーナーでは、志望していた企業より内定をいただいた4年生の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第6回はSOMPOひまわり生命保険株式会社様より内定をいただいたK.Tさん(九州産業大学付属九州高等学校出身)からの喜びの報告です。
K.Tさん(九州産業大学付属九州高等学校出身)-SOMPOひまわり生命保険株式会内定
私はこの度、SOMPOひまわり生命保険株式会社より内定をいただきました。
私が就職活動を強く意識し始めたのは、大学3年生の前期です。当初は目指すべき進路が定まらず、焦りを感じていました。「就職活動」も何から始めればいいか分からなかったため、まずは、毎週、行われている大学のキャリアセンター主催のプログラムに参加しました。それによって、企業研究や自己分析をはじめとした就職活動のスタートを切ることができました。
最初は順調に就職活動を進めることができていましたが、多くの人がインターンシップに参加する時期である3年次の夏に体調を崩してしまい、思い通りに活動することができませんでした。自分自身の将来の夢が定まっていないことに加え、インターンシップにも参加できなかったことで、焦りや不安は大きくなりました。しかし、体調不良を経験したことで、むしろ自分自身ときちんと向き合う時間をつくることができ、就職活動の軸を見つけることができました。体調が回復し、活動できるようになってから、家族や友人の協力のもと、自分自身の軸に合った企業を見つけ、説明会や選考会に参加しました。
生命保険業界を目指すと決めたのは、体調不良の経験がきっかけでした。体調不良を経験したことで、「一人でも多くの方の健康に貢献したい」「健康のありがたみ、大切さを伝えたい」という思いが出てきました。業界・企業研究を通して、この思いを成し遂げることができる業界は生命保険業界であると考えました。また、自分自身と向き合ったことで、業務内容はもちろん重要ですが、人間関係や上司の方々のお人柄などの働く環境の方が私には重要であることに気づきました。そのため。面接を通じて関わってくださった人事の方をはじめ社員の方々の人柄に魅力を感じたSOMPOひまわり生命保険株式会社で尽力することを決意しました。
後輩の皆さんにお伝えしたいのは、焦らずに「自分のペース」で活動してほしいということです。時には周りの友人と自分を比べてしまい、落ち込んでしまうことがあるかもしれません。しかし、人生は一度きりです。自分と向き合い、自分のペースで無理なく就職活動をすることで、明るい未来への選択ができると思います。笑顔を忘れず、自分自身のペースで頑張ってください。皆さんが自分自身で自信を持った選択ができることを祈っています。最後にはなりましたが、貴重な学びの場を与えてくださった国際キャリア学科の先生方、就職活動をサポートいただいた大学のキャリアセンターの方々、楽しい学生生活にしてくれた同級生、陰ながら応援してくれた家族には心から感謝しています。