国際キャリア学科(ICD)の7期生にあたる現4年生の学生生活は、入学時に始まったコロナ禍により大きな影響を受けました。特に1年次には多くの授業がオンラインになり、大学にも通えない状態が続きました。しかし、こうしたなかでも7期生たちは努力と挑戦を続け、就職活動では目指していた業界や企業へ内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。
このコーナーでは、志望していた企業より内定をいただいた4年生の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第10回は株式会社エイチ・アイ・エス様より内定をいただいたR.Mさん(九州国際大学付属高等学校出身)からの喜びの報告です。
R.Mさん(九州国際大学付属高等学校出身)-株式会社エイチ・アイ・エス内定
私はこの度、株式会社エイチ・アイ・エスより内定をいただきました。
私は大学3年次の夏休み頃から就職活動を意識するようになりました。当初から旅行業界に興味を持っていたものの、「気になる業界の全てに触れて視野を広げたい」という思いがあったことから、百貨店や金融、アパレルなどの業界にも目を向け、数多くのインターンシップや会社説明会に参加しました。こうしたことで、自身がやりたいことをより明確にすることができたのではないかと感じています。また、企業研究と同時進行で資格取得やTOEIC®受験にも積極的に取り組んでいました。これらは実際に面接での自己PRで活かせたので、早いうちから取り組んでおくことをお勧めします。
就職活動が本格的に始まった今年3月からは、「お客様と直接、関わりながらできる仕事かどうか」ということを一番の軸としました。様々な企業のなかでも株式会社エイチ・アイ・エスは完成された商品を販売するだけでなく、お客様とゼロから旅のプランを立て、「旅マエ」から「旅ナカ」「旅アト」まで、お客様の一番近くでサポートできるという点に魅力を感じました。同社はまた、海外にも多くの支店を展開していることから、将来的にさらに大きなフィールドで活躍できる可能性があり、自分自身がやりたいと思っていたことと全て一致していたため、第一志望として就職活動を行いました。内定の連絡をいただいた際は、涙が溢れるほど嬉しかったです。
これから就職活動を迎える後輩の皆さんにお伝えしたいのは、周囲に惑わされず自分のペースで進めることが大切だということです。就職活動は早く決まればいいというものではありません。周りの友人の進捗状況に焦りや不安を感じてしまうこともあるかもしれませんが、「人は人、自分は自分」の精神を持って、どうかペースを乱すことなく、進めていって下さい。そうすれば、必ず素敵な企業と出会うことができます。大学4年は就職活動の年だと思いがちですが、学生生活最後の年でもあります。家族や学科の先生方、キャリアセンターの方など頼れる方々には存分に頼って、時には息抜きもしながら頑張って下さい。応援しています。