国際キャリア学科(ICD)の7期生にあたる現4年生の学生生活は、入学時に始まったコロナ禍により大きな影響を受けました。特に1年次には多くの授業がオンラインになり、大学にも通えない状態が続きました。しかし、こうしたなかでも7期生たちは努力と挑戦を続け、就職活動では目指していた業界や企業へ内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。
このコーナーでは、志望していた企業より内定をいただいた4年生の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第15回はBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)、研修サービス、コンタクトセンターサービス等を通して東京海上グループの保険サービスを支える株式会社東京海上日動コミュニケーションズ様より内定をいただいたM.Nさん(福岡女学院高等学校出身)からの喜びの報告です。
M.Nさん(福岡女学院高等学校出身)-株式会社東京海上日動コミュニケーションズ内定
私はこの度、東京海上グループの株式会社東京海上日動コミュニケーションズより内定をいただきました。
私は小学生の頃からグランドスタッフになりたいと思っており、大学1年次から航空実務研修や航空会社と提携して実施される集中講義等に参加してきました。しかし、コロナ禍で航空業界の採用が停止されたことをきっかけに、他の業界も視野に入れようと考え始めました。そして、どの業界でも役に立てるようにと、言語やデジタル・スキルの向上、資格の取得に努めました。
就職活動を本格的に始めたのは、大学3年の2月です。その頃に働くうえで大切だと感じていること、譲れない条件、就職活動の軸となるものを改めて考えました。その結果、「女性が活躍し、働きやすい環境であること」「なるべく安定した環境で、長く働くことができること」という点に絞れました。これらを踏まえた時に、今回、内定をいただいた東京海上日動コミュニケーションズでは私が望む働き方ができ、大学時代に培ったコミュニケーション力や協調性、PCやマナーの資格等も活かせると考え、強く志望するようになりました。今、振り返ってみると、コロナ禍で改めて何をしたいのか、どんな働き方をしたいのか、そのためには時間のある今、何ができるのかを考え、自分に投資したことが進路の決定につながったのではないかと思います。
後輩の皆さん、就職活動時は私も友達の進捗状況が気になったりしていましたが、人と比べる必要は全くなく、自分のペースで進めるべきだと思います。たまに友達とランチをしたり、気分転換をすることもお勧めします。私が無事に目指していた企業に内定することができたのは、家族や友人、国際キャリア学科の先生方、キャリアセンターの方々のお陰です。私もこれから会社で活躍できるよう頑張りますので、後輩の皆さんも周りの人と助け合い、自分を信じて頑張ってください。