国際キャリア学科生は3年次から国際政治経済、地域研究、英語学・異文化コミュニケーション、経営・ビジネスの各専門分野のゼミ・クラスに分かれ、専門科目を重点的に学びます。そして、4年次にはそれぞれの専門分野に関する卒業研究を進めます。
このうち、異文化コミュニケーションを中心に学ぶ蘭ゼミでは、ゼミ生が各自、関心の高いテーマを選定し、先行研究の文献をレビューしたうえで、研究方法や研究対象を定め、調査を行い、その結果を分析・考察し、卒業論文をとりまとめます。現4年生は、「ChatGPT」「Gender Equality」「国際結婚」「職務給と職能給」等の社会現状や社会問題に焦点を当てて、現在、研究を進めています。
以下は卒業研究に取り組んでいる蘭ゼミ4年生の声です。
D. Yさん(ネパール出身、福岡日本語学校出身)
H. Nさん(ベトナム出身、九州外国語学院出身)
蘭先生のゼミを選んだ理由は先生ご自身にも留学生としてのご経験があることでした。3年次の論文作成は楽しく、4年生の卒業論文作成にもとても役に立っています。困った時には先生は丁寧なアドバイスを下さいます。先生にとても感謝しています。
A. Hさん(福岡海星女子学院高等学校出身)
蘭先生は優しく、いつも学生の意見を尊重して下さいます。少人数のゼミで、留学生も在籍しているため、ゼミの活動を通してコミュニケーションについて深く学ぶことができ、このゼミを選んで良かったと思っています。他の人のプレゼンテーションからも新しいことを学べています。
M. Oさん(西南学院高等学校出身)
蘭先生は、卒論のテーマを決めるのに苦戦していた時、私の関心がどの分野にあるのか、なぜそう思うのかなどを一緒に深堀りしながらアドバイスをして下さいました。一人では考えを上手く整理できなかったのですが、先生が親身になって相談に乗って下さったおかげで、今では「日本においては職務給と職能給のどちらが最適か」をテーマに研究を進めることができています!
R. Kさん(熊本県立第一高等学校出身)
蘭ゼミでは、3年の前期と後期にそれぞれ一つずつの論文を、4年次では一年を通して一つの論文を書き上げます。初めはテーマを決めることや文章をまとめることに難しさを感じていましたが、蘭先生に教えていただきながら進めることで、満足のできる論文を書くことができています。プレゼンテーションにも慣れてきたので、蘭ゼミでの経験は社会人になってからも役立つと思っています。