学科 Today

  1. HOME
  2. 学科 Today
  3. 国際キャリア学部
  4. 国際キャリア学科
  5. (授業紹介)「Japanese Industry(日本産業論)」(担当:山口)

2023.07.01

国際キャリア学科

(授業紹介)「Japanese Industry(日本産業論)」(担当:山口)

国際キャリア学科(ICD)は、1年次に「Introduction to World Business」(国際キャリア入門)、2年次に「経済学入門」「国際マーケティング」、3年次に「会社法」「Japanese Industry」「人的資源管理論」「カレント・ビジネス」(国際ビジネスに関わる様々な業界で活躍されている経営者、実務担当の方々による講義)など、将来、世界とつながる仕事で活躍するために必要なことを学ぶ経済・経営学領域のカリキュラムを揃えています。語学でもネイティブスピーカーの教員が担当する「Business Reading」「Business Communication」(ビジネス英語)や「中国語ビジネス会話」などの実践的な科目を設けており、海外からの留学生向けには「ビジネス日本語」も開講しています。

 

このうち、国際キャリア学科3年生以上を対象とする「Japanese Industry(日本産業論)」(担当:山口)では、戦前から太平洋戦争での敗戦、戦後復興、高度経済成長、石油ショックと安定成長への移行、プラザ合意からバブル景気、バブル崩壊と長期デフレ、アベノミクスとコロナ禍の現在までと、日本経済の変遷をたどりながら、各時代の経済を牽引した繊維、鉄鋼、自動車、電機、総合商社、金融など主要産業の歩みと現況を学びます。

講義では、1年次に配布した「国際キャリア入門」の教材も活用し、年代毎に日本経済の動向について解説した英文を課題として読み解きながら、質疑応答を交えて学んでいます。受講生は事前によく予習していて、真剣に受講しています。

 

以下は本授業を受講している学生の感想(代表)です。

K.Yさん(長崎県立長崎南高等学校出身)

戦後の日本の経済史、産業史に関してここまで深堀りして学んだことはなかったため、毎回の授業が面白くて興味深いです。今では有名な大企業が創業期や成長期にはどのような経営や工夫をして市場のなかで生き残っていったのか知ることは特に面白いと感じました。また。時代の移り変わりに伴って国民の生活がどのように変化していったのか見ていくのも興味深い内容でした。敗戦で荒廃した日本が世界トップレベルの国になっていく過程を詳しく学び、日本人の勤勉さ、日本の技術力の高さに驚かされました。同じ日本人としてとても誇らしく思いました。

M.Yさん(長崎県立諫早商業高等学校出身)

この授業では、日本の経済が現在に至るまでどのような出来事があったのかを詳しく学ぶことができています。先人たちが敗戦後の困難を知恵と工夫で乗り越えた結果、今、私たちはこのように生活ができていることを知り、日本人の素晴らしさ、積み上げられてきた知識や技術、そしてそれに対する海外からの信頼を実感しました。

E.Iさん(福岡県立八幡高等学校出身)

歴史に対して苦手意識を持っていた私にとってとても分かりやすく、興味が湧く講義です。日本の経済が戦前から戦中戦後にかけてどのように変遷してきたのかを自ら考え、知見を深めることができています。各時代の日本経済について解説した英文を読み解く課題を通して、経済や産業に関する英語の専門用語についても学ぶことができ、嬉しく思っています。これからの講義も楽しみです。

M.Fさん(福岡県立春日高等学校出身)

経済や金融に関することは難しいと思い、高校時代の授業では避けてきましたが、この講義を聴き、深く理解することができるようになりました。講義を通して、特に金融や商社の仕事や機能に興味が湧きました。

A.Mさん(福岡県立筑前高等学校出身)

今の日本がどのようにしてできたのか社会と経済の流れを知ることは、これから社会人になる私たちにとってとても大切だと感じています。この授業では「こんなに知らないことがあったのか」「これを知らないで社会に出ようとしていたのか」と毎回、驚きと気づきが多くあります。毎時間、この授業の後に学んだことを復習し、ノートにまとめる時間が私にとってとても学びのある時間になっています。

M.Nさん(福岡県立筑前高等学校出身)

これまでの授業のなかで特に印象に残っているのは、時代の変化とともに女性のメイクやファッションが変化していることです。今ではなかなか見ることのないバブル時代の赤いリップや濃い眉毛のトレンドはとても興味深かったです。また、日本を支える基幹産業である自動車産業の歩みについて学んだことも印象深かったです。

A.Nさん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)

社会科系の科目には苦手意識がありましたが、この講義では先生が教科書には載っていない様々なエピソードなども紹介して下さるので、とても勉強になり、楽しく受講しています。商社に関する授業では、総合商社の歩みや各企業を立ち上げた人々について初めて知ることができました。父が双日グループで働いていますが、まさか総合商社7社の一角にある企業とは知りませんでした。この講義のおかげで、父の仕事に対しても興味が湧きました。

M.Sさん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)

1年生の時に履修した「国際キャリア入門」での学びや高校の政治・経済の授業で習ったことを総復習するとともに、さらに深い内容まで学んでいると感じています。今後の自分自身のためにも、より予習復習に取り組んでいこうと思っています。

N.Sさん(福岡県立香椎高等学校出身)

歴史的要因や社会的背景とともに学ぶことで、日本の経済はその国民性を色濃く反映していることに気付くなど、毎回の講義で深い学びを得られる充実感を感じています。

A.Hさん(福岡県立朝倉高等学校出身)

日本の経済やその海外との関係について詳しく知ることができ、とても勉強になっています。これからの就職活動に活かせる知識も学べ、改めてこの社会や経済が様々な仕事に携わっている人々によって支えられていることを実感し、日々、一生懸命に仕事をされている人に対する敬意が湧きました。

R.Yさん(福岡県立糸島高等学校出身)

授業中に発言できるように先生が問いかけて下さるので、インプットとともにアウトプットもでき、より学んでいることが頭に残っていると感じています。就職活動を控えているため、日本を代表する企業の歩みなどに特に関心を持って受講しています。

R.Mさん(福岡県立武蔵台高等学校出身)

戦前から戦後にかけて日本、そして世界ではどのようなことが起こり、経済や産業はどのように変化し、発展してきたのかを順を追って学ぶことができ、知識が広がり、学びが深まっているのを感じています。

H.Tさん(久留米市立久留米商業高等学校出身)

産業史の観点から日本の経済やそれをもたらした背景について学べて、とても興味深く受講しています。特に、私は将来の進路として商社を検討しているため、総合商社や専門商社の歴史や沿革について学べたことはとても参考になりました。

Y.Hさん(中村学園女子高等学校出身)

経済や産業に影響を与えた様々な出来事を分かりやすく解説して下さるので、毎回の講義がとても面白いです。事実だけでなく、先生のお考えや関連する豆知識なども説明して下さるため、学びが多く、いつもたくさんの知識を身につけることができています。経済や社会の仕組みを学ぶことが楽しいと思ったのは初めてです。将来の自分の進路選択にもこの授業で学んでいることを活かしていきたいです。