新1年生の入学を心待ちにしていたかのように、キャンパスは桜の花が咲きほこっています。
3月に卒業した4年生に「新1年生に心理学科を紹介するなら?」とたずねてみました。
「少人数教育で安心して過ごせた」「入学時の不安は1週間ですっかり消えた」「優しい友達が多く楽しかった」「やりたい研究に取り組めた」などの感想を聞かせてくれました。
私が皆さんに心理学科を紹介するならば、「学生の成長場面に出会う機会が多い学科」と答えるでしょう。
「こんな私がいることを知った」「私にもこんな力があった」など、知らなかった自分、新しい自分との出会いを語る人が多いように感じています。
心理学科の学びには、自分に気づき他者を理解する過程が含まれています。
新しい自分との出会いは、私の枠組みを豊かにし、他者とつながる力を育みます。
「人は何かのきっかけがあれば変わり得る」ことを学ぶ機会が多いことは、心理学科の特徴です。
持っていた力が芽を出し、育っていく土壌を提供する機会を多く有しているともいえます。
これから新入生の皆さんがどのような芽を出し、育っていくのか、とても楽しみです。
ご入学おめでとうございます。
心理学科長 重橋