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2023.03.13

メディア・コミュニケーション学科

九州林産株式会社(九州電力グループ)への就職が内定している4年生へのインタビュ-

このシリーズでは、卒業を控えた4年生のみなさんのメッセージを紹介しています。今回は、九州林産株式会社(九州電力グループ)から内定をいただいたY・Aさんです。

-4月からはどんなお仕事をされるのですか
九州林産株式会社の総務部で働きます。私は学科での学びを通して環境問題に関心を持つようになりました。林業や緑化事業を通して、緑豊かな環境づくりを目指すという理念に惹かれたので、内定をいただけたときは本当に嬉しかったです。

-就職活動を振り返って、いかがでしたか
就職活動を始めた時はうまく選考にまで進めないこともありましたが、とにかく1社でも多くエントリーしようとチャレンジを続けました。面接の際、変わった学科名に興味を持たれることも多く、話が盛り上がるきっかけになりました。一つの分野にとらわれることなく、分野を横断的に学んできたので、「さまざまな観点から物事を幅広く考えることができる」と自信を持って伝えられたと思います。

-印象に残っている授業を教えてください
「メディアアート演習(藤岡定先生)」が特に印象に残っています。授業では実際に存在しないけれど「あったら良いもの」を考えたり、音楽のワンフレーズを聴き、そこからリズミカルなイメージを取り入れた作品を描いたりと、自由な発想で課題制作に取り組みました。他の受講生の作品にも触れる機会がたくさんあり、まるで他者の頭の中を覗いているようで、自分にはない発想に多くの刺激を受けました。

また「コピーライティング研究」(牛島彩先生)の授業もとても面白かったです。授業では、ある一つのテーマについて100個のキャッチコピー案を考える「100本ノック」の課題に挑みました。素人の私が一からコピーを考えることは大変でしたが、実際にコピーができるまでの工程を体験できるとても貴重な機会となりました。他にも学科のさまざまな授業を通して発想力や表現力が豊かになったと思います。

-金藤ゼミを選択した理由を教えてください
もともとデザイン分野について学びたいと思っていたので、金藤完三郎先生のゼミを選択しました。自由な発想や表現を尊重してくれるゼミなので、のびのびと研究をすることができました。

-卒業研究で取り組んだ内容について教えてください
猫カフェでのアルバイト経験を通して、猫にとって快適な環境が作られていないと強く感じることがあり、卒業研究では猫と人間のどちらにとっても心地よく使える家具について研究しました。デザインの授業での学びを生かし、3Dソフトを使用して木取り図を制作し、部品づくり、組み立てまでを行いました。人間本位ではない、人と動物が共生できる環境づくりについて改めて考えるきっかけになりました。学科での学びを、これからの仕事にも活かしたいと思っています。

-メディア・コミュニケーション学科の魅力を教えてください
分野の垣根を超えた多彩な授業があることです。私はデザインについて学びたいという漠然とした思いで学科に入学しましたが、文学やジェンダー学など、分野の垣根を超えた学びの奥深さに出会い、今までの自分では考えもしなかったような多くの学びを得ることができました。多くの授業に触れ、興味を広げたあとに、自分の関心に従って学びを深めて欲しいと思います。

-最後にメッセージがあればお願いします
この4年間を振り返るとあっという間で、入学後すぐの新入生オリエンテーションで、桜の木の下で学科の仲間全員とお弁当を食べたことが昨日のことのように思い出されます。初対面で何を話せばいいのだろう、友人ができるだろうか、学科になじめるだろうかと初めのうちは不安に思っていましたが、今ではゼミを超えて交流し合える友人もできて、楽しい4年間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。

Y・Aさん、ありがとうございました。

(学科Today編集担当)

過去の学生インタビューはこちらよりご覧いただけます。