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2023.02.07

心理学科

授業紹介『人間関係実践演習』

心理学科の授業には、座って講義を聴きくものだけではなく、実際に行動して学ぶものが沢山あります。
ここに紹介する『人間関係実践演習』は、そのひとつです。
理論学習と体験学習を合わせて実施し、知識の理解を自分で応用できるまでに深め、人間関係をより充実させることのできる自分に成長することを目的にした授業です。

通常の授業は90分ですが、これは2倍の180分です。
授業開始時には、その日のテーマとなる理論を新たに学んだり、過去に学んだものの簡単な復習を行います。
次に、まるでゲームのような「課題」が与えられ、グループで実習を行います。
その後、テーマ理論の視点から実習をふりかえります。
最後に、ふりかえりで得た理解や気づきを、クラス全体で共有します。

「課題」は、実に様々なものがあります。

話合いの内容に合わせ、座ったり、立ったり、少人数だったり、大人数だったり、様々な形態でのコミュニケーションを経験します。
人前で話すことにも自信がつき、笑顔でプレゼンテーションができるようになったり、発表者の役を気楽に引き受けたりするほど、コミュニケーション能力が高まります。

時には、他者へのコメントをシールに書いて、交換し合うこともあります。
他者からの言葉は良き気づきとなり、励ましとなったり、安心や自信をもたらしているようです。

受講を終えた学生達からは、「もっと難しい授業だと思っていたのに、とても楽しかった!」「180分は長いなぁと思っていたけれど、実際には毎回あっという間に終わってしまった。」「人と作業する楽しみが判った」「楽に発言できるようになった」「人と関わるときに色々な視点があることを学んだ」「他者が私について考えている内容が、ポジティブなものであることを知った」「今までダメだと思い込んでいた自分の特徴が、実は長所だったということに気づいた」などの感想が届いています。

心理学の学びは、抽象的な概念を扱うものです。
座学だけでは判ったつもりになりがちですが、なかなか現実場面で応用することができません。
心理学を使いこなすためには、このような体験を通じての学びがとても役立ちます。

大学院

 

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