福岡女学院大学心理学科では、学生の可能性を開花させるための講義や演習が数多く準備されています。
では、そこではどのような授業が行われ、学生たちは何を学んでいるのでしょうか?
このような疑問にお答えするため、本ブログ『心理学科Today』では担当教員による授業紹介を行っています。
今回ご紹介する授業は、『心理学的支援法』です。
『心理学的支援法』では、代表的な心理療法の重要な概念や適応範囲や限界などを丁寧に講義しています。
受講生は力動的心理学、人間性心理学、認知行動療法の歴史や特徴だけでなく、マインドフルネスストレス低減法や心理療法の共通要因についても詳しく学ぶことができます。
心理学的支援法を受講している学生の声を紹介します。
『心理学的支援法』受講生の声
全ての技法には理論や流派、立場があり、悩みによって得意不得意あるが、どれにおいてもクライエントとセラピスト、またクライエントの周囲の人々含めて、良好な関係が欠かせない点なのだと思った。
同じ悩みでもでもクライエントがどうなろうとしているのかを傾聴する大切さもあらためて感じた。
授業でクライエントとセラピストがチームになる瞬間の動画を見た時、「クライエントとセラピスト」の関係が堅いイメージではなく、柔らかい関係でありつつも依存しない関係と考えられ、心理学的支援のイメージを深めることができた。
(福岡高等学校出身 S・Kさん)