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2022.12.12

国際キャリア学科

(授業紹介)「Presentation Skills」(うクラス)2022年度-「佐賀県の魅力発信」のプレゼンテーション

国際キャリア学科(ICD)1年生を対象とする必修科目である「Presentation Skills」では、後期の前半、「佐賀県の魅力発信」をテーマとして、六つのチームに分かれて佐賀県の魅力をより多くの人に伝えるための企画を検討、立案し、発表しました。

 

学生たちは企画の立案と発表資料の作成作業を進め、先日の授業では審査委員としてお招きした佐賀県さが創生推進課の岡田主事、佐賀銀行春日支店の稲富支店長を前にプレゼンテーションを行いました。

各チームのプレゼンテーションは、佐賀県が全国有数の生産量を記録している食材を使ったハンバーガーによる県産農林畜産物のPR企画、佐賀県の特産品を使ったバスボム、パックなどの商品企画、波戸岬をより若者にアピールするためのスイーツ販売企画、佐賀県が抱えている課題のひとつである空き家対策のためのカフェの企画、日本在住の外国人向けの佐賀旅行の商品企画、独自にデザインしたレンタカーを使った佐賀旅行プロモーション企画など、それぞれに検討を重ね、趣向を凝らしていました。発表の後には審査委員の先生方から丁寧なご講評をいただき、うち二つのチームには「佐賀県庁賞」と「佐賀銀行賞」が授与されました。

審査委員の方からは「学生さんたちが一生懸命、調べてくれた佐賀の魅力のなかには私自身もまだ知らないことや新しい視点があり、大変、勉強になりました」(佐賀県庁岡田主事)、「マーケティングの基本をしっかりとおさえている企画もあり、内容も充実していて、驚きました」(佐賀銀行稲富支店長)との嬉しい講評をいただきました。以下はプレゼンテーション終えた学生の感想(代表)です。

M.Uさん(沖縄県立那覇西高等学校出身)

私たちのチームは佐賀の食材を使ったハンバーガーを企画しました。対象を女性に設定して、ヘルシーなハンバーガーを考え、それを売り出すためのキッチンカーのデザインも工夫しました。原稿もスムーズに発表ができるように考え、聴く方に興味を持っていただけるように話すスピードや順番なども工夫し、チームで何度も繰り返し練習しました。反省点は企画をまとめるのに時間を要し、実際にハンバーガーを作ることができなかった点です。しかし、発表後、県庁の方から「自分でもよく知らなかった食材を使っていて驚いた」とほめていただき、詳しく調べて、頑張って考えて、よかったと思いました。次の旅行商品企画の発表では、もっと計画的に取り組むようにチームのメンバーとしっかりと話し合いたいと思います。次回こそは優勝したいと思います。

A.Kさん(宮崎県立宮崎大宮高等学校出身)

今までここまで長いプレゼンテーションをしたことはなく、当初は不安も感じましたが、チームで取り組んだため、自分一人では考えつかないようなアイデアが生まれて、とてもよかったです。本番は原稿を読むのに必死になって他のことにまで気を回すことができなかったので、この反省を次回に活かしていきたいと思います。

M.Eさん(福岡市立福岡女子高等学校出身)

「佐賀県の魅力発信」のプレゼンテーションを終えて、自分たちの成長を感じました。最初は発表原稿やパワーポイントを作るのに精一杯で、完成するかどうかも心配でした。しかし、授業時間外にもチームの皆で集まって、パワーポイントを工夫したり、聴いている方に分かりやすい原稿づくりを工夫したりして、取り組みました。発表を終えて、私たちに足りなかったと思う点は発表の仕方と動画の作成です。発表当日は皆、原稿を読むのに必死で、アイコンタクトをとりながら話すことができませんでした。時間の制約もあり、実際に企画したハンバーガーを作り、その様子を紹介する動画を見せられなかった点も反省しています。やはり現物があった方がより魅力的だったのではないかと思います。以上のような反省点はありましたが、結果的には満足のいくプレゼンテーションが行えたのではないかと思います。佐賀県庁、佐賀銀行の方を前にした発表で緊張しましたが、このような機会が持てて、貴重な経験になりました。チームで協力しあえて、本当によかったです。

H.Tさん(福岡県立柏陵高等学校出身)

私たちのチームは佐賀県が対策を考えている空き家を若者が来たくなるようなカフェに改装して活用する企画を考えました。どのようなカフェだったら若者が来たくなるか、インスタグラムを用いて事前調査を行いました。235人から回答を得た結果、「ゆっくりできる空間」を求める意見が最も多かったので、佐賀の落ち着いた雰囲気を活かした古民家カフェを企画し、メニューにもインスタ映えを狙ったセルフでの団子の網焼きを取り入れました。様々な工夫を考えた結果、チームで優勝ができ、大きな達成感を感じました。反省点としては原稿を読むのに夢中になり、聴衆を意識した発表ができなかったところがあげられます。次回の発表の際には、今回の反省を活かしていきたいと思います。

S.Tさん(藤蔭高等学校出身)

今回のプレゼンテーションを通して事前準備の重要性を痛感するとともに、企画の説明の際に統計資料を使うと、よりわかりやすく、説得力が増すと感じました。私たちは柚子の成分を使用して佐賀県のマスコットキャラクター入りのバスボムを企画し、制作しました。しかし、農林水産省の統計などによると、佐賀県は柚子よりもみかんの生産量が多く、みかんを使った方がより佐賀をアピールできたのではないかと思います。また、プレゼンテーションの前にチームで何度も練習することも大切だと思いました。

M.Tさん(輝翔館中等教育学校出身)

今回の「佐賀県の魅力発信」のプレゼンテーションでは多くのことを学べました。特に、チームで協力することの大切さです。皆で協力し、満足のいく発表ができました。一緒にバスボムを作ったことはいい思い出になり、これからも忘れることはないと思います。活動していくなかで、友人を得ることができました。