国際キャリア学科(ICD)の六期生にあたる現4年生の就職活動は、コロナ禍により大きな影響を受けました。しかし、こうした逆境といえる状況のなかでも六期生たちは果敢に挑戦を続け、目指していた業界や企業への就職が内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。
このコーナーでは、志望していた企業より内定をいただいた国際キャリア学科4年生の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第24回はこの度、NX・NPロジスティクス株式会社様より内定をいただいたM.Yさん(福岡県立春日高等学校出身)からの報告です。
*NX・NPロジスティクス株式会社は1977年に松下電器グループの物流会社として創業したNXグループ(旧:日本通運グループ)の総合物流企業です。
M.Yさん(福岡県立春日高等学校出身)-NX・NPロジスティクス株式会社内定
私はこの度、NX・NPロジスティクス株式会社より内定をいただきました。
私が就職活動を意識し始めたのは、大学3年生の夏ごろからでした。その頃から、合同企業説明会や興味のある会社のインターンシップに参加したり、SPIの勉強を始めたりしました。また、3年後期に受講した「Current Business」の授業や今年2月に開催された学内での企業説明会に参加したことで、様々な業界、業種について理解することができ、次第に自分のしたいことが明確になりました。
自分がこれだけは譲れないという就職活動における軸を「社会の根底を支えるのに必要不可欠な仕事であること」と大きく決め、いくつかの業界に絞って就職活動を進めました。そうしたなかで物流業界に決めた理由は、私たちの当たり前の暮らしを根底から支え、経済の血流として大きな役割を担っていること、インフラストラクチャーとして社会に貢献していることに魅力を感じたからです。物流業界について理解を深めるために、毎日、オンラインの新聞に目を通しました。
就職活動を振り返ってみると、嬉しかったことも辛かったこともありましたが、良い経験になったと思います。大学のキャリアセンターの方にエントリーシートを添削していただいたり、友人とオンラインで面接練習をしたりするなど、様々な方の支えのおかげで就職活動を無事に終えることができました。国際キャリア学科の同級生達とも情報交換をしたり、お互いにアドバイスしあったりして、励まし合いました。私は面接の際に、緊張しすぎてしまうと、頭の中が真っ白になってしまい、上手く言葉を伝えることができなかったので、何度も練習を繰り返し、少しの疑問でも面接で聞かれそうなことはキーワードで覚えておくように努めました。面接は、本当に慣れが大切だと思います。私も様々な企業で面接を受けていくうちに、程よい緊張感を持ちつつ、自然体で最後まで話すことができるようになりました。キャリアセンターでも面接の練習をしてくださるので、対策していただくことをお勧めします。
後輩の皆さんに伝えたいのは、どんな時も自分を信じてほしいということです。どんな選択も間違いはありません。決めるのは自分自身です。周りと自分を比べて落ち込んだり、思うようにいかなかったりするかもしれませんが、結果に一喜一憂するのではなく、ありのままの自分で、笑顔を忘れずに、頑張ってください!最後になりましたが、学びの場を与えてくださった国際キャリア学科の先生方、いつも支えてくれた同級生、陰ながら応援してくれた家族には心から感謝しています。