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2022.10.12

国際キャリア学科

(海外留学)北京師範大学に留学中のY.Nさんからの留学報告①

Study Abroad

国際キャリア学部では2年次に「Study Abroad」という長期留学科目を設けており、成績などの履修条件を満たした場合、海外提携校への留学ができます。留学先と提携して行う成績評価によって単位が認定されますので、休学することなく、留学することが可能です。また、「Short Overseas」という約5週間の短期留学プログラム(オーストラリア)もあります。

 

こうしたプログラムとは別に各国政府や公的機関の奨学金を得て、留学する在学生もいます。国際キャリア学科3年のY.Nさん(福岡県立香住丘高等学校出身)もその一人です。Y.Nさんは日本中国友好協会が行っている中国教育省による公費留学生(中国政府奨学生)に選抜され、この秋から北京の名門、北京師範大学に留学しています。以下は日中国交正常化50周年という節目の年に中国・北京での留学生活を始めたY.Nさんからの報告(第一弾)です。

Y.Nさんの北京師範大学留学レポート①

待ちに待った中国留学生活が始まりました。私が中国に留学しようと決意したのは語学力の向上はもちろん、自分を成長させ、将来について考え、視野を広げたいと思ったからです。大学に入学した頃はコロナ禍の影響でほとんどオンライン授業となり、留学などのプログラムも中止になりました。私には中学生のころから留学をしたいという夢があり、どうしても在学中に実現したく、中国政府奨学生に応募ししました。

 

私は今年3月に中国政府奨学生して内定され、中国への留学が決まりました。しかし、コロナ禍でこの2年間、中国は留学生を受け入れておらず、今年も渡航できないのではないかと毎日、不安でした。今年8月23日、ついにビザ再開のお知らせをいただき、留学の夢が叶うことになりました。

 

ただ、コロナ禍のため、普段の渡航準備だけではなく、渡航2日前のPCR検査やグリーンコードの申請、ワクチン接種証明書など様々な手続が必要でした。北京に着いてからも指定のホテルで10日間隔離され、留学先である北京師範大学でも11日間の隔離を行い、合計21日間にわたり隔離生活を経験しました。隔離中は部屋から一歩も出ることができないため、1日1日がとても長く感じましたが、これもコロナ禍ならではの留学体験だと思い、頑張ることができました。そして、2日前に隔離が終了し、ついに自由に生活ができるようになりました。

 

私がこの2日間で驚いたのは、中国の大学は校舎が非常に広く、学生数も何万を数え、全員が寮生活をしていることです。私の留学先の北京師範大学も学食だけで五つあります。また、中国ではほぼ携帯決済になっているため、現金を持ち歩いている人はほとんどいません。現金を持っていても支払えないことが多くあります。本当にIT化が進んでいるなと感じました。

 

私はこのような貴重な留学を行うことができ、本当に恵まれていると感じています。北京師範大学は中国でも随一の師範大学であり、北京の四大大学の一つでもあります。このような大学で学べる機会を無駄にせず、自分と向き合い、成長した姿で日本に帰りたいと思います。北京の観光やおいしい食べ物もたくさん楽しみたいと思っています。また、ご報告します。