学科 Today

  1. HOME
  2. 学科 Today
  3. 国際キャリア学部
  4. 国際キャリア学科
  5. (授業紹介)「Freshers Seminar」「Japanese Industry」合同授業:ヤマハ発動機の柳弘之顧問による特別講義を開催しました①

2022.07.01

国際キャリア学科

(授業紹介)「Freshers Seminar」「Japanese Industry」合同授業:ヤマハ発動機の柳弘之顧問による特別講義を開催しました①

国際キャリア学科(ICD)ではグローバル企業と連携したカリキュラムの一環として、2016年度からヤマハ発動機株式会社との提携講義を実施しています。今年度の第1回提携講義は、同社で社長、会長を歴任された柳弘之顧問にご講義いただきました。

「君達は世界で感動を創れるか?」と題する今回の特別講義は、国際キャリア学科1年生と「Japanese Industry(日本産業論)」を受講している同3年生が受講し、真剣な眼差しでメモを取りながら聴き入りました。

 

ヤマハ発動機は数々の新しい製品を世の中に送り出し、国内外において感動を提供し続けてきました。講義では、お客様価値を考える時、市場における地域差が重要であること、グローバルなレベルでは開発途上国、新興国、先進国のそれぞれの市場によって「感動」を生む価値が異なり、同時に求められる感動は時間とともに地域のライフスタイルや習慣によっても変わることを、柳顧問ご自身の豊富な海外勤務経験を交えながら説明していただきました。そして、「だからこそ現場と現物を観察することがとても重要で、そのことがグローバル感覚に繋がる」とのお話に受講生たちは頷きながら耳を傾けていました。

 

講義の最後には学生たちに「本物を見ること、感動を言葉にすることを学生時代にぜひ培って欲しい」と語りかけられました。このメッセージは学生たちの心にしっかりと刻まれたようです。講義後の質疑応答では、後期に開講される「Current Business」で講師を務めていただく、それぞれに海外駐在経験をお持ちの女性社員の方々にもご回答いただくなど、活気溢れる時間となりました。受講者のなかには「世界の第一線で活躍されている方の講義を入学前から楽しみにしていました」という声もあり、世界とつながる仕事を目指す国際キャリア学科生にとって大きな刺激となった時間になりました。柳顧問、今年も本当に有難うございました。

次回からは特別講義を聴講した学生の感想をご紹介します。