高校のころとは違い、大学では専門的な分野について学ぶので、入学前はとても心配していました。しかし、いざ講義を受けてみると、とても興味深く、特に心理学に関する学びだったので自分や周囲の実際の事例と重ね合わせながら理解することができ、楽しみながら勉強することができました。
また、入学前は将来に対してのビジョンも全く見えていなかったのですが、今は講義中に学んだことで興味のあることを見つけ、これをやってみたい、あれも楽しそうなど、少しずつではありますが将来について考えることができるようになっています。そうした点が自分の中では大きな進歩かなと思います。

私は、この大学に入学してきたとき、同じ高校の友達も少なく不安だったのですが、入学式の時に隣の席だった子とたまたまクラスが一緒で、それがきっかけで仲良くなりました。皆さんの中には私のように不安な気持ちを抱えて入学してくる方もいらっしゃると思います。しかし、大学は高校と違って、様々な土地から多様な人が集まってきているので、自分と波長の合う人とも出会いやすいです。皆さんもたくさんの人との出会いの機会や縁を大切にしながらこれからの大学生活を楽しんでください。

大学は基本的に自分で選択しなければいけないことが多いので、より責任感を持って行動できるようになったと思います。前期の「基礎演習」という授業では、身近な大学生活をテーマに俳句を作ったことが印象的でした。普段の生活をヒントに考える時間が楽しかったことを覚えています。そして、私の作った俳句が、大学のHPに掲載されるとは思ってもいなかったので、頑張って課題に取り組んでよかったと感じたことも覚えています
後期の「基礎演習」では、グループに分かれて先輩にインタビューの交渉をお願いするところから始まり、資料を作成して発表しました。私はオンライン受講だったので資料作成など大変さがありましたが、授業以外でもクラスメイトと連絡を取り合って、協力し合いながら作業をしたので無事に発表を終えることができたのだと思います。

こうした課題に取り組みながら、一つのことをやり遂げる大変さや、協力してくれるみんなの優しさに触れることができました。この1年間、自分で意識しながら取り組んだことはもちろん、たくさんの方がサポートしてくれたおかげで大きく成長できたのだと思います。自分が想像していた大学生活よりもはるかに充実していたので良かったです。

入学したばかりの時期は、分からないこと不安なことがたくさんあると思います。私は県外から福岡女学院大学に入学したので、大学生活のスタートは誰も友人がいない状態で不安でいっぱいでした。また、最初は、授業の大半がオンライン形式だったので最初は授業についていけてないのかもしれない、と不安に思うこともありました。しかし、心配しなくて大丈夫です。心理学科では少人数制のクラスに分かれての授業があるため、すぐに友人ができましたし、もし何か不安があればすぐに相談できる環境でしたので毎日楽しく大学生活を送ることが出来ています。みなさんのこれから始まる大学生活が充実したものになることを願っています。