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2022.03.08

心理学科

活躍する学生の紹介~心理学科2年生 Yさん(精華女子高等学校出身)~

今回の学科Todayでは、心理学科在籍の2年生Yさんの活動を紹介します。
Yさんは、福岡市が主催する大学生・専門学校生・高専生に向けたIT企業直結の本格的エンジニアブートキャンプ『データエンジニア・カタパルト』に応募し、プログラミングを学び,その後企業と連携してデモ発表をするという活動に参加しました。そして今回、その発表会で、なんと参加者投票2位を受賞したということです!!

大学生活は、自ら一歩踏み出して挑戦することで、色々な出会いが得られ、経験を積むことができます。そうした一歩を踏み出して成長を実感したYさんの体験をご紹介します。

どんな活動に参加したのか、教えてください。

福岡のプロのエンジニアから技術を学び、福岡市でエンジニアとして働く人材を育成することを目的とした約半年間のプロジェクトに参加しました。福岡市で同じ思いを持つ学生エンジニアの輪を作るだけでなく、福岡のIT企業やスタートアップ企業との共同制作やインターンの場も提供してもらえます。学んで技術を知って終了ではなく、エンジニアになるまでを具体的にサポートしてくださる福岡市の行政主催のプロジェクトです。

参加したきっかけを教えてください。

心理学科の藤村先生が授業の中で紹介してくださり、興味を持ったことがきっかけです。また、自分の身近な人で、将来を見据えて公認会計士を取得したり作曲活動をしたりするなど、自分の強みを見つけて努力していることを知り、自分に焦りを感じていたからです。今回のプロジェクトは、自分の強みを獲得できる上に、私が好きな伝統工芸の文化が衰退しないよう今後発信していきたいという思いを実行に移していくために、一歩踏み出すいい機会だと考え、選考にエントリーしました。

今回のプログラムに参加して学んだこと、成長できたこと、発見できたことなど、感想を教えてください。

最初は未経験で参加したことで、何もわからず事前課題や講義、課題審査等で苦労しました。また、そうした苦労や不安をSlack(ビジネスチャットツール)で伝える勇気がなく、日常生活も回らなくなり、バイトを辞めたりもしました。しかし、勇気をだして、質問部屋に質問を投げると、受講メンバーが私が分かるまで夜時間を割いてZOOMで教えてくれたり、最適の学習方法を教えてくれたりと支えてくれる事が分かりました。自分1人で考え込むのではなく、どこでいき詰まっているのかを言語化して尋ねることで、多くの人が助けてくれることを学びました。
また、福岡市にはこれほど頑張る学生が存在していることを知り刺激を受けました。このプログラムではプログラミングの楽しさや技術は勿論ですが、アプリを作成する過程の努力を知らない人にどうプレゼンで伝えるのか、コミュニケーションスキルについても学ぶことができました。未経験者には本当に大変なものでしたが多くの学びの機会があり参加してよかったと思います。

受賞した時の気持ちを教えてください。

課題解決やUIデザイン以外の実際にコードを書く部分では自発的に動ける技術がなく、チームのメンバーの指示通りに動く形で進めていた為、もっと私に知識があれば1位になれていたのではないか、企業投票も上位に入れたのではないかと反省することもあります。しかし、発表までの約1ヶ月の生活は、毎日睡眠時間を削って開発中心にして過ごし、発表当日も明け方4時すぎまでZOOMでプレゼン資料のブラッシュアップを行い、一旦寝て、また朝8時からチームメンバーと共に練習を行いました。お互いの努力を知っていたので、嬉しさと同時に努力は正当に評価されることに気づくこともできました。

これから心理学科に入学をしてくる高校生にメッセージをお願いします。

アルバイトに時間をかけるのもいいですが、大学生活の時にしかできないようなことをやってみるのもいいと思います。私は、大学で漆塗り、よさこい、プログラミングを始めましたが、学外に友達を作ることで多角的な視点で物事を捉えられるようになったと思います。周りに流されて自分を見失わないように、自分の興味や気持ちを確かめながら、取捨選択をして有意義な大学生活を送ってください。大学生活は多くのことに挑戦できて、とても楽しいと思います。充実した大学生活が送れることを願っています。