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2022.02.11

国際英語学科

Look to the future: 未来の夢をあきらめない

Pandemic から Endemic へ

2019年末から世界はコロナウイルスと戦うことになりました。2020年春にパンデミック状態になり、それ以後世界的な人流が止まった状態で2022年を迎えました。皆さんにとってグローバル化は終わったかのように思えるかもしれません。身近な国際キャリアとして航空業界や旅行業界を考えていた人にとっては将来を奪われたような気持ちでしょう。しかし、近い将来パンデミックは終わります。欧米では「エンデミック」(終息状況に入る)という言葉が既に広まりつつあります。つまり、終息後に向けた準備が進んでいるのです。

大学で学ぶこと

大学には学部・学科があり、それぞれ専門分野を持っています。ただ、何を専攻しても核になる共通の力があります。大学が他の高等教育機関と異なるのはこの部分です。それではどんな力でしょうか。ひとことで言えば「どのような職業についても役に立つ能力」の育成です。具体的には次の「3つの力」+「英語力」です。

1.Think critically & creatively

2.Express your ideas persuasively

3.Work collaboratively

国際英語学科はこの三要素を大学時代に徹底して育成し、英語を使って世界で活躍できる人材を育てます。

英語力をいかに育成するか

英語力の国際評価の1つとして TOEIC があります。これは TOEFL と同様にアメリカ、ニュージャージー州プリンストンに拠点を置く Educational Testing Service(ETS)が作成する英語力測定試験で、日本では国際ビジネスコミュニケーション協会が実施・運営にあたっています。国際英語学科の特徴は、4年間で TOEIC の点数が顕著に伸びるところにあります。その理由は、①スキル科目はほぼ100%英語で授業を実施、②専門科目も学生の能力に応じて可能な限り英語を使用、③学科内の Newsletter / Email の配信は英語で行う、ことにあります。つまり、英語を使うことが日常化しているのです。留学できなかったとしても英語力は伸びます。また、定期的に学科の学生全員にメール送信する EAGL Newsletter には、英語の勉強法、役に立つ YouTube サイトの紹介など、英語学習に役立つ情報が満載です。

 

左の写真「2019 TOEIC セミナー報告書」は、2019年に TOEIC運営機関の国際ビジネスコミュニケーション協会から依頼され、細川教授が講演した講演内容がまとめられた冊子の一部です。

さあ、未来を見つめましょう

パンデミックは終わります。決して夢をあきらめてはいけません。受験生の皆さんが卒業するのは4年後です。グローバルな世界は人流を止めることはできません。冷静に世界を見つめる目と未来に希望を託す勇気が必要です。また、国際英語学科には英語教職課程があります。卒業生の多くが英語教師として活躍しています。グローバル人材育成の下支えをするのが英語教師です。グローバル社会におけるエッセンシャル・ワーカーと呼んでよいでしょう。どうか国際英語学科で夢を掴んでください。

教職については2021年11月29日掲載のブログを是非読んで下さい。受験生の皆さんを応援しています。

左の写真(卒業生)はパンデミック前に撮影したものです。