学科 Today

  1. HOME
  2. 学科 Today
  3. 国際キャリア学部
  4. 国際キャリア学科
  5. (授業紹介)「English and Media」(国際キャリア学科3年専門教育科目、担当:中島)

2022.02.07

国際キャリア学科

(授業紹介)「English and Media」(国際キャリア学科3年専門教育科目、担当:中島)

国際キャリア学科3年生を対象とする専門教育科目「English and Media」(担当:中島)では、2年次までに培った英語の4スキル(読む、書く、聞く、話す)の全てを使いながら、映画をあらゆる角度から分析して、作品をより深く味わうと同時に、背景となる海外の文化、社会等について学ぶことを目標とします。

 

2021年度後期は、映画「Billy Elliot」(2000年、英国)、「In Her Shoes」(2005年、米国)の二作品を題材とし、毎回の授業で異なるテーマのレクチャーを聴いたうえで、要約と考察をレポートにまとめました。「Billy Elliot」ではイングランド北部の方言、映像における色や動きが表すイメージ、「In Her Shoes」では米国における地名の語源、ユダヤ系社会の文化や習慣、男女の会話スタイルなどを切り口に、シーンごとに分析しました。  

以下は受講した学生の感想(代表)です。

A.Yさん(佐賀県立武雄高等学校出身)

映画をただ観るだけでなく、登場人物の感情や言葉遣いなどに気をつけながら観たので、より深く内容に入り込めました。毎回のテーマごとに選ばれたシーンや人物の背景を分析して考えるのはとても楽しかったです。良い映画に出会えたいい機会でした。

A.Yさん(福岡大学附属若葉高等学校出身)

この授業を通して、普段、映画を観ていても気づかない英国の方言やタイトルの意味などを、深く理解することができました。最も印象に残っているのは、「Billy Elliot」での青とオレンジの「色」の使われ方についてです。映画のなかで「色」が大きな役割を果たしていて、とても興味深かったです。毎回の授業でリスニングの機会があったのも「もっと英語を聞き取れるように頑張ろう」という意欲向上につながりました。ありがとうございました。

A.Kさん(福岡県立宗像高等学校出身)

この授業を通して洋画に魅力を感じました。特に、取り上げられた二つの作品がとても好きになりました。映画の各場面で使われている色や音楽、芸術作品などに隠されているメッセージを具体的に学ぶことができたのが、とても面白かったです。様々な視点から映画作品を深堀りして理解を深めていく過程が楽しく、さらに他のグループの発表を見て自分とは異なる価値観を取り入れることもできました。毎回の授業でわかりやすくレクチャーして下さり、楽しく受講することができました。ありがとうございました!

A.Nさん(筑紫女学園高等学校出身)

映画の背景を楽しみながら学ぶことができました。毎回、英語で感想を書くことで、語彙力をつけ、文法の理解も深めることができたと思います。チームで協力してプレゼンテーション資料を完成させることができてよかったです。他のグループのプレゼンテーションからも新たな発見がたくさんありました。どのグループも工夫していて、今度、プレゼンテーションをする際の参考にしたいです。ありがとうございました。

Y.Oさん(福岡県立香椎高等学校出身)

チームで考えながらプレゼンテーション資料を作成したり、課題に取り組んだりしたことで、より理解を深めることができました。また、他のチームのプレゼンテーションを見ることで、自分では思いつかなかった考え方にも出会えて面白かったです。特に、映画のなかに出てくる「色」はそのシーンと深く関わっていて、時には「色」にメッセージが隠されていることがあるのだと知り、より一層、映画への興味が深まりました。

R.Mさん(九州英数学館国際言語学院出身)

I’ve been always enjoying the classes of Prof. Nakashima from the first year. I like the way she explains to us about every small important things such as grammar, pronunciation, meanings etc. I’ve learned and got a chance to watch different old and valuable movies from her classes. She selects the best movies from which we can learn many new things and it also motivates us. The best part of this class is the lecture and summary & response part. From this activity, not only our listening skills are improved but also writing and thinking skills are. 

S.Gさん(福岡県立筑紫高等学校出身)

普段とは異なる視点で映画作品を観ることができ、大変、興味深かったです。いつもは登場人物や話の流れを観るだけですが、中島先生の授業では、映画に出てくる色、音楽、詩、歴史的背景などあらゆる面から考えることで、新しい知識を得て、より深く作品を味わうことができました。この授業のおかげで、映画やドラマを観る時に「ここの音楽はどういう目的で使ったのだろう」「ここのシーンはどういう背景があってこうなっているのだろう」と疑問を持つようになり、以前とはまた違った観方ができてとても嬉しいです。ありがとうございました。

A.Yさん(純真高等学校出身)

前後期合わせて1年間、ありがとうございました。これまでなんとなく観ていた映画も、ある一点に焦点を当てて観ると、そのバックグラウンドや隠されたメッセージを知ることができるのだなと思いました。また、色や音楽もストーリーに深く関わっていて、映画が長い間、愛され、必要とされるのはこれも関係しているのかなと思いました。これからは映画をただ観るだけではなく、この講義を通して学んだ着眼点にも目を向けて楽しみたいです。本当にありがとうございました。

H.Kさん(宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校出身)

映画作品のキャラクターの性格、使われている色や音楽、実際に舞台となる都市について詳しく調べることで、違う視点から観ることの楽しさが学べて面白かったです。また、チームのメンバーで意見を交換しながらプレゼンテーション資料を作り上げることで、映画をより深く理解することができました。他のチームのプレゼンテーションからも新しい発見があって、勉強になりました。

M.Oさん(福岡市立福岡女子高等学校出身) 

映画の背景となる音楽や歴史などについて学ぶことで、ストーリーや登場人物に対する理解が深まりました。理解が深まると何回も観たくなります。そして、何回も観ることでリスニングなどの英語力アップにも繋がると思います。それが、この授業の良いところであり、楽しいところでもあります。後期の授業もありがとうございました!

F.Sさん(福岡女学院高等学校出身)

もともと映画が好きでよく観ていたので、シラバスを見て、すぐにこの授業を受講しようと思いました。以前は作り手の立場から考えることがなかったのですが、授業を機にタイトルの意味や制作のきっかけになった出来事、インスパイアを受けたことなどを調べて考えるようになりました。レクチャーを受けることでバラバラになっていた疑問が一つの答えとして見えてきたことが多々あり、その度に感動しました。映画を観るうえで時代背景などは意識していたものの、シーンで使われる色に注目することはほぼなかったので、これまで観た映画を再度、見直してみたいと思います。前期・後期を通して中島先生の授業で学べたことを嬉しく思います。ありがとうございました。

R.Nさん (福岡女学院大学短期大学部より編入、長崎県立佐世保北高等学校出身)

1年間、「English and Media」を履修させていただき、リスニング力が向上するとともに、様々な洋画に触れながら、英語の学びを深めることができました。中島先生の授業は、毎回、内容が濃く、本当に楽しかったです。ありがとうございました。

M.Sさん(大分県立大分雄城台高等学校出身)

二つの映画作品を鑑賞し、映画のなかの大切な要素である色や音楽について学び、舞台となった地域に焦点を当てることで、新たな知識を得ることができました。今後、映画を観る際には、これまでとは違う視点で考察していきたいと思います。また、それぞれのチームのプレゼンテーションを通して様々な視点から作品を観ることができ、とても興味深かったです。

G.Mさん(九州外国語学院出身)

 To learn so many life lessons from one subject is totally on the hand of the preceptor who makes her learners understand. One whole year with the course, English and Media, was so much gratification because I was able to learn about so many critical motives hidden behind the movies and the places that I was unaware of.  

Thank You so much mam. (先生、ありがとうございました)