国際キャリア学科の五期生にあたる現4年生の就職活動はコロナ禍により大きな影響を受けました。卒業生が多数、活躍し、現4年生も多くが志望していた航空、旅行、ホテルなど人の移動にかかわる業界では採用を行わない企業が相次ぎました。しかし、こうした逆境といえる状況のなかでも五期生たちは果敢に挑戦を続け、目指していた業界や企業への就職が内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。

このコーナーでは志望していた企業より内定をいただいた４年生の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今回は明治安田生命保険相互会社様より内定をいただいたM.Hさん（明光学園高等学校出身）からの喜びの報告です。 

私はこの度、明治安田生命保険相互会社より内定をいただきました。

私が就職活動を本格的に開始したのは、今年３月に入って採用情報が一斉に公開され、全国的に就職活動が本格化した時期です。３年生の夏頃から、マイナビなどの合同企業説明会に参加するとともに、自己分析をし、自分の将来について考える機会を積極的に作るようにしていました。企業研究や自己分析をしていくなかで、次第に自分の個性や強みを活かしながら、長く勤務できるような環境の整った企業で働きたいという就職活動の軸が見えてきました。

しかし、就職活動を初めた頃はエントリーシートもなかなか通過できず、面接でも失敗を繰り返してしまい、終わりの見えない状況に落ち込むようなことも多くありました。そのような時に受けた明治安田生命保険相互会社の選考で先輩社員の方が親身になって自分の話に耳を傾けてくださったことで、そのような皆さんと共に働きたいと思う気持ちを持ちました。また、先輩方とお話したことでそこで働くイメージが浮かび、この仕事なら自分の強みを活かせると感じ、就職活動の軸とも一致していると思いました。

私たちの就職活動は、コロナ禍で例年にはない状況だったため、初めのうちはかなり不安を感じていました。大学に通って友人と会って話す機会も減ってしまったことで、孤独感を感じる時もありました。今後の就職活動が私たちと同じようになるか、変わってくるのかは分かりませんが、情報収集をし、自分の将来について考えるなど、何事も早めに行動に移すことをお勧めします。しかし、焦りすぎることはよくないと思います。自分のペースで、時には趣味でリフレッシュする時間を作り、あまり詰め込みすぎずに心身共に大切にしながら就職活動を行った方が上手くいくと思います。行き詰まった時には、周りの方々に助けを求めることや相談に乗ってもらうことを忘れないでいただきたいです。友人、家族、大学の先生方や進路就職課の方々など信頼できる人にアドバイスをいただくことで、軌道修正もでき、何よりも心が軽くなります。

最後に就職活動を振り返ってみて、大変なことも多かったですが、自分を見つめ直し、将来について考える良い機会となったと思います。様々な企業の様々な社会人の方のお話を聞くことも自分のためになりました。これから就職活動を始める後輩の皆さんにもし不安を抱えている人がいたら、是非、楽しみながら行ってくださいとお伝えしたいです。応援しています。最後までお読みいただきありがとうございました。

生命保険業界についても学びました！

上：ゼミの友人たちと、下：ゼミの卒業研究発表会で（写真撮影の時だけマスクを外しています）