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2021.11.19

心理学科

就職内定者からのメッセージ ―総合病院の総合職として採用が内定したAさん(福岡大学附属若葉高等学校出身)―

現4年生から、希望の進路が決まったとの嬉しい報告がたくさん届いています。
4年間心理学科での学びを積み重ね、たのもしく成長してきた4年生が、これまでの学生生活を振り返り、後輩や高校生にメッセージを届けてくれましたのでご紹介します。

2021年 4年次ゼミ生の仲間と一緒に撮影
(撮影時だけマスクを外しました)

春からどんなお仕事をするか教えてください。

 総合病院の総合職として働きます。
私の内定先である病院の総合職では、病院経営や病院で働く医療従事者の方々がスムーズに業務を行えるよう環境を整える業務改善、広報など、病院を根幹から支えるお仕事をしています。総合職の中には、多数の部署が存在し、型に捉われないキャリアチェンジができる点や、部署間に壁がなく連携し合いながら、より良い病院づくりを目指している点、そして、自ら課題を見つけ主体的にチャレンジできる環境が整っている点に惹かれ、こちらの内定先に決めました。

就職活動で心理学科での学びが生かせたことはありますか?あるとすれば、それはどのようなところでしょうか?

 自分自身をコントロールする力を学び、就職活動の中でも特に、面接の場面で役に立ったと感じています。
面接は、いかに自分の意見をしっかりと相手に伝わるようにお話し出来るかが重要になってきます。しかし私は、どんなに準備をしていても、緊張して本番になると頭が真っ白になってしまう事が多々ありました。
ですが、心理学を学んでいくうちに、自分自身を知る事ができ、意識的に成功する自分を想像する時間を増やしてみたり、体をほぐしてみたりなど緊張状態に対しての自分なりの対処法を見つけられたことで、これまで以上に成果を発揮することが出来るようになりました。

卒業後、4月からの目標を教えてください。

 視野が広い社会人になりたいです。
視野を広く持つことで、相手の立場に立って物事を考えることができると共に、より柔軟な判断や対応をすることができます。そして、この積み重ねが信頼関係を築くことにも繋がると考えています。そこで、視野を広げるために、何事にも好奇心を持って、失敗を怖れず行動していくことを心がけていきたいと思います。
新しい環境で一歩を踏み出すことは、とても勇気がいることですが、様々な経験を積むことで、自信にも繋がると思っています。また、心理学科で学んだコミュニケーションスキルを活かして、たくさんの人と出逢い、成長していきたいと考えています。

これから心理学科に入学する高校生へ一言お願いします。

「心理学」と聞くと、「人の心が読めるようになる。」というイメージをもつ方も多いと思います。しかし、相手の考えていることを全て理解できるようになるわけではありません。全てを理解できないからこそ、自分自身のことも含め『人』に興味を持つようになり、学べば学ぶほど面白く、魅力的な学問だと思います。そしてその学びは、コミュニケーション力、観察力、傾聴力など、人と関わり合う中で重要なスキルを身につけることにつながり、実際に人見知りだった私が、社交的だと言われるまで、大きく変わることができました。
私は、4年間心理学を学んで本当に良かったと自信を持って言えます。心理学科での学びはきっとこれからの人生にとって財産になると思うので、ぜひみなさんも楽しみながら心理学を学び、有意義な大学生活を送ってください!