心理学科では、必修科目の基礎演習(1年生)の授業で「フォト五七五」を作っています。
「フォト五七五」とは、それぞれの感性やセンスを生かし、福岡女学院の風景を写真に収め、それに合う句(五七五)を作るという課題です。昨年度に引き続き、新型コロナウイルスの影響で対面授業の実施が限定されたため、福岡女学院大学の敷地内に限らず、自宅の近くや通学路などの風景や印象に残ったものを写真に収めてもらい、その時の心情をあらわず五七五を詠んでもらいました。それぞれの句は個性的で、今年入学した新入生の気持ちを感じとることができます。学生たちから多くの共感を得た作品の中から、今後、何回かに分けて少しずつ作品を紹介していきたいと思います。
【作者の思い】
作品中に記載
【この作品を高く評価した1年生たちからの感想】
- 写真がとても素敵でした。綿毛が風で飛んで行ったことを出会いと別れに重ねたところがとてもいいなと思いました。
- 句のエピソードがとても素敵で強く印象に残りました。
【作者の思い】
いつもこの池からごぽんっと音がするのがまるで呼吸のように思え、周りの学生たちがリラックスするように、この池も息を吐いてるのかなと思いこの句を詠みました。
【この作品を高く評価した1年生たちからの感想】
- 池の周りは大学に行ったら必ず通る場所で、その周りには友達と話している人やご飯を食べている人がいて、まさに憩いの場です。私もその音について友達と話したことがあり共感できました。
- 池のごぽんっという音を息に例えているところがいいなと思いました。
【作者の思い】
バスケットゴールを中心に女学院の体育館の写真を撮りました。自分自身バスケットボール部に所属していて4年間お世話になる大切な場所であり、目標などに向かって走り続けるという意味でこの句を詠みました。
【この作品を高く評価した1年生たちからの感想】
- 女学院の体育館の写真も句も青春があふれていてとても素敵だなと思いました。
- 目標に向かって頑張っていることがとてもかっこいいなと思いました。