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2021.09.10

心理学科

公認心理師・臨床心理士として活躍するTさん(佐賀西高等学校出身)

心理学科を卒業後、社会の中で活躍している先輩方がたくさんいます。
今回は、心理学科を卒業後、本学大学院に進学し、公認心理師・臨床心理士の資格を取得して公務員の心理専門職として活躍中のTさんを紹介します。
Tさんに現在の仕事を紹介していただくと同時に、大学や大学院での学びについて振り返ってもらいました。また、後輩へのメッセージもいただきましたので、学科Todayの中でお届けします。

現在の仕事内容について教えてください。

現在は児童相談所で児童心理司として働いています。
児童相談所と聞くと虐待への支援を思い浮かべる方も多いと思います。もちろん虐待を受けた子ども達の対応をすることもありますが、療育手帳の判定で知能検査を実施したり、プレイセラピーをしたりと様々なお仕事をさせていただいています。

大学・大学院時代の良かったことや思い出を教えてください。

良かったことはたくさんの友人ができたことです。
また、大学院の2年間は、授業や現場実習に加えアルバイトもしていたので、大変ハードな生活を送っていました。そうした日々を、友人と支え合い、共に努力して頑張った時間は、振り返るととても大切な思い出です。卒業して、今は互いに別々のところで働いていますが、大学院生活を共に過ごした日々の思い出は、今の自分を勇気づけてくれています。

学生時代の勉強が今の自分に活かされていると思うことを教えてください。

大学院の頃は、自分の意見や考えを求められる機会が多くありました。私は、当時、自分の考えや意見を述べることが苦手で、うまく伝えられていなかったような気がしています。しかし、社会人になると、より一層、自分の意見や考えを求められる機会が増えました。そして、思っている以上に、自分の意見や考え、気持ちを話せていて、成長している自分に気がつきました。大学院の実習やカンファレンス、ゼミ等での学びのおかげだと実感しています。

これから大学生活を始める後輩たちへのメッセージをお願いします。

大学生は、時間の使い方を自分で決められることがとてもいいところだと思います。
コロナ禍で大変なこともたくさんあると思いますが、たくさんの友人を作り、是非大学生生活を楽しんでください。

Tさん(佐賀西高等学校出身・2017年度本学人間関係学部心理学科卒業・2019年度本学大学院修了)

※写真は2020年3月以前に撮影したものです