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2021.11.27

国際キャリア学科

(授業紹介)「Japanese Industry:日本産業論」②(国際キャリア学科3年選択科目、担当:山口)

国際キャリア学科は、1年次に「Introduction to World Business」(国際キャリア入門)、2年次に「経済学入門」「国際マーケティング」、3年次に「会社法」「Japanese Industry」「人的資源管理論」「カレント・ビジネス」(国際ビジネスに関わる様々な業界で活躍されている経営者、実務担当の方々による講義)など、将来、世界とつながる仕事で活躍するために必要なことを学ぶ経済・経営学領域のカリキュラムを揃えています。語学でもネイティブスピーカーの教員が担当する「Business Reading」「Business Communication」(ビジネス英語)や「中国語ビジネス会話」などの実践的な科目を設けており、海外からの留学生向けには「ビジネス日本語」も開講しています。

このうち、国際キャリア学科3年生以上を対象とする「Japanese Industry(日本産業論)」では、戦前から太平洋戦争での敗戦、戦後復興、高度経済成長、石油ショックと安定成長への移行、プラザ合意からバブル景気、バブル崩壊と長期デフレ、アベノミクスとコロナ禍の現在までと、日本経済の変遷をたどりながら、各時代の経済を牽引した繊維、鉄鋼、自動車、電機、総合商社、金融など主要産業の歩みと現況を学びます。

講義では、年代毎に日本経済の動向について解説した英文を課題として読み解きながら、質疑応答を交えて学びます。今年度の本講義は受講生が多かったため、オンライン授業になりましたが、学生達は事前によく予習していて、真剣に受講している様子が伝わってきました。

以下では、前回に引き続き「Japanese Industry(日本産業論)」を受講した学生の感想(代表)をご紹介します。

(2019年度の授業風景です)

M.Nさん(福岡県立久留米高等学校出身)

戦後の日本の経済と産業の変遷について学びました。今までも日本経済について学ぶことがありましたが、歴史や当時の政治・社会状況、世界情勢など様々な角度からみていくことで戦後の経済成長をもたらした要因についてより理解を深めることができました。オンライン授業でしたが、クラスメイトの回答や意見を見たうえで、分かりやすい先生の解説で学ぶことで、より視野や知識の幅が広がったように思えます。

R.Kさん(福岡県立小倉西高等学校出身)

日本経済が戦後、どのように発展し、変化していったかを知ることができました。各時代の経済政策、産業政策など、どういう目的で何を解決するために行われたか、これまで知らなかったことが多かったので、この授業を通して深く学ぶことができてよかったです。

K.Mさん(福岡県立宗像高等学校出身)

先生から提示される質問に対し、自分で調べて、回答し、その後、先生から詳しく解説があったので、とても身につきました。以前よりも確実に日本の経済、産業やその歴史的背景について理解を深めることができました。ありがとうございました。

H.Mさん(九州産業大学付属九州高等学校出身)

専門用語も多く、簡単なものではありませんでしたが、一つひとつの設問に回答するために自分で調べ、クラスメイトの回答も参考にしながら考え、それに続いて先生に分かりやすく解説いただくことで、知識と理解が深まりました。世界と日本の歴史を通して物事が起きる要因を分析し、それを活かすことが私たちの未来につながることを学びました。1年次に受講した「国際キャリア入門」での学びとリンクすることも多く、学ぶ意義を感じられた授業でした。残念ながら、コロナ禍でオンライン授業となってしまいましたが、クラスメイトの様々な意見に触れるというメリットもあったと思います。

K.Cさん(福岡常葉高等学校出身)

日本の経済がどのように発展してきたのか、どのようにして経済成長や不況、インフレが起こるのか、日本を代表する産業や企業はどのように努力して、発展してきたのかなど、詳しく学ぶことができ、とても勉強になりました。興味のある鉄鋼や商社などの業界についても学べ、たくさんのことを知ることができました。今回、学んだことを活かすことで、これから就職活動をしていくにあたってもより質の高い業界研究をすることができると思います。

A.Kさん(自由ケ丘高等学校出身)

日本の産業については、中学高校時代にある程度は習ってはいましたが、大学生になってから触れてこなかった分野だったので、毎回、新鮮な気持ちで受講できました。国際キャリア学科は英語関連の科目が多いので、なおさらそう感じます。この授業で学んできたことが頭に入っているので、先日、経済や産業関連の記事が目に入った際についつい読みこんでいました。世界の様々な経済や情勢に興味がわき、いろいろな知識を得られたと思います。

A.Yさん(純真高等学校出身)

先生がストリームに書かれる解説は興味深く、奥の奥にある背景も説明してあるので、一つのことから十以上のことを学べる、これまで受講してきたオンライン授業で最も充実している講義でした。テストの小論文や、先生からの質問に対する回答は自分の考えを書かなくてはならないため、考える力、書く力も身についたと思います。

M.Eさん(福岡海星女子学院高等学校出身)

戦後の日本の経済と産業を学ぶなかで、それぞれの時代を導いた重要な人物についても学ぶことができました。特に戦後の日本経済をけん引した企業の創業者や高度経済成長期に関する講義がとても面白かったです。

M.Mさん(筑紫台高等学校出身)

社会人として、日本人として知っておくべき内容で、とても有意義な授業でした。4年生の私としては、もう少し早い段階でこの授業を受講すべきだったと少し後悔しています。オンライン授業にも関わらず、コメント欄にリアルタイムで発言し、クラスメイトとも意見交換をすることで、しっかり授業に集中することができました。

M.Sさん(東明館高等学校出身)

私たちが理解しやすいように、また調べやすいように、先生がたくさんヒントを下さったので、難しい内容でも理解が進んだと思います。また、時代毎のファッションやメイクなど女子のテンションあがるような話題も時々、混ぜて下さったので、モチベーションがさらに上がりました。受講前はオンライン授業で心配な部分もありましたが、安心して受講できました。

N.Mさん(佐賀県立武雄高等学校出身)

戦後の復興から現在の日本経済までその歩みと特徴をみてきました。経済と聞くと難しそうなイメージがありましたが、時々、先生の雑学を聞くこともでき、楽しく受講できました。講義のなかでとても印象に残っていることがあります。それは、高度経済成長期を牽引した経営者の一人である京セラの稲盛さんの「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」というお言葉です。これから私たち3年生は就職活動が本格化し、勇気を出して行動しなければいけない場面が多々、あると思います。この言葉は私の背中を押してくれる魔法の言葉だと感じました。心にとめて、就職活動を乗り越えていきたいです。

M.Tさん(長崎県立島原高等学校出身)

戦前から戦後の日本の経済を学び、今のように発展するまでにどんなことが起こったのか、どのように変わっていったのかがよくわかりました。授業ではそれぞれの時代の日本経済の発展に貢献した人のことも取り上げられていて、彼らの言葉からも多くのことを学べました。歴史から今に活かせそうな教訓を学ぶことで、新たな発想を得ることができると思います。そのためには、幅広い知識を得て、様々な角度から物事を考える思考力、あらゆる状況にも対応できる柔軟性や臨機応変さを身につけることが必要だと思います。私もこれからの日本経済を支える一人として、そうした力を身につけていきたいです。歴史を振り返ってみると、先人たちが試行錯誤を経ながら、努力を続けたおかげで、日本は先進国と呼ばれるほど発展することができたことがよくわかり、感謝しなければならないと思いました。私たちも受け継いだバトンを未来の子供たちに渡せるよう、努力していきたいと思います。

A.Yさん(佐賀県立伊万里高等学校出身)

社会や経済の授業が前から苦手だったので受講前までは不安に思っていましたが、皆で各々、調べて意見を言い、その後に先生に解説いただくという講義形式が面白く、身につきやすかったです。対面で会えなかったのが残念でしたが、クラスメイトのコメントを見ることで、私も頑張ろうと思えました。ありがとうございました。

M.Sさん(大分県立大分雄城台高等学校出身)

日本の経済史についての理解を深めることができました。日本の経済状況と様々な企業との関わりについても知ることができ、新しい知識も増やしていくことができたと思います。

R.Oさん(鳥取県立鳥取東高等学校出身)

経済については、中学、高校の時に現代社会で学んだこともありますが、さらに深く学ぶことができていてとても楽しかったです。難しい問題などもありましたが、先生の丁寧な解説のおかげで疑問点が解決されました。これからも積極的に学習し、自分から進んで知識を深めていきたいです。

R.Kさん(沖縄県立首里高等学校出身)

日本経済が現在に至るまでの成長の過程を学ぶことができました。戦後の日本経済を牽引した企業家の名言を調べた際には、とても心に響く言葉がたくさんあり、励まされました。オンライン授業になり、クラスのみんなと直接の意見交換はできなかったのは残念でしたが、集中できる環境で授業に取り組むことができ、よかったです。質問の回答時間もちょうどよい位で気持ちに余裕を持って調べることができました。試験の小論文は大変でしたが、自分の言葉で伝える力も強化できたと思います。ありがとうございました!