心理学科では、必修科目の基礎演習(1年生)の授業で「フォト五七五」を作っています。
「フォト五七五」とは、それぞれの感性やセンスを生かし、福岡女学院の風景を写真に収め、それに合う句(五七五)を作るという課題です。昨年度に引き続き、新型コロナウイルスの影響で対面授業の実施が限定されたため、福岡女学院大学の敷地内に限らず、自宅の近くや通学路などの風景や印象に残ったものを写真に収めてもらい、その時の心情をあらわず五七五を詠んでもらいました。それぞれの句は個性的で、今年入学した新入生の気持ちを感じとることができます。
学生たちから多くの共感を得た作品の中から、今後、何回かに分けて少しずつ作品を紹介していきたいと思います。
【この作品を高く評価した1年生たちからの感想】
- 「恵みの地」という表現が素敵です。
- 写真の構図が面白くて、この俳句をみて福岡女学院大学で頑張ろうと改めて思ました。
- 手を望遠鏡にして撮った写真がとても綺麗で良かったと思いました。
【この作品を高く評価した1年生たちからの感想】
- 対面授業がない間はずっと自宅にいたので、「誰かのものがある日常」も素晴らしいことだなと改めて感じました。
- コロナ禍ならではの五七五だと思いました。
- 人と会うことが少なくなったもの悲しさが伝わってくるし、共感できる句です。
【この作品を高く評価した1年生たちからの感想】
- あまり外出しないので、入道雲をみて「いつの間に梅雨が終わって夏が訪れていたのか」と思わされる、という感覚に共感できました。
- 夏らしさがすごく伝わってきました。
【この作品を高く評価した1年生たちからの感想】
- 私も体育を選択していて、結構激しい運動なので、売店に行くとついついアイスを買ってしまいます。
- 友達とアイスボックスの前で「今日はなんにするん?」と話すのがルーティン化してます。
- 慣れない学校生活だった状態から、一歩前進して少し成長できていると感じる瞬間なので、この作品が好きになりました。