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2021.06.04

心理学科

インターンシップ体験報告②

このコロナ禍でも、大学1年生から3年生を対象に様々なインターシップ(企業での就業経験)が企画されています。

感染症の影響のためインターンシップもオンラインで実施されていますが、参加した学生の皆さんから話をきくと、それぞれ貴重な体験を得ていることが分かります。

今年の夏休みのインターンシップへの参加を検討している学生の皆さんの参考になればと、今年3月の春休み期間を使いインターンシップに参加してきた心理学科の2年生(現在3年生)が感想を届けてくれました。どのような活動に参加し、そこで何を感じ、学んだのかについて率直な声をご紹介します。

 

今回は、「福岡魅力発見インターンシップ」に参加した2名の声を紹介します。

このインターンシップは、一般社団法人福岡県中小企業経営者協会連合会が主催しており、福岡にある様々な企業の方との対話会、業界研究、企業の経営者へのインタビュー・若手社員との懇談、社会人基礎力トレーニングを行うインターンシップです。本学の学生だけでなく、九州の他大学の学生も参加しています。

インターンシップ体験報告

◆私は今回、他学部・他大学の方が40名ほど集まる「福岡魅力発見インターンシップ」に参加をしました。

私がインターンシップに参加した目的は主に2つありました。1つ目はコミュニケーション力を強化することです。私は人前で話すことに苦手意識があったので、これを機にコミュニケーション力を上げたいと思いました。2つ目は、何か新しいことに挑戦してみたいという思いが強かったことです。新型コロナウイルスの影響で様々なことが制限され、時間だけが過ぎていったような1年だったので、3学年に進級する前に何かアクションを起こしたいと思い参加しました。

 インターンシップでは、オンラインを活用し、社会人基礎力を一から学び、社会人の方との対話会に参加したり、グループでのプレゼンテーション発表を行ったりしました。また、ビジネスメールや履歴書の書き方、話し方など社会人の基礎・基本となることを一から丁寧に指導していただき、とても充実した時間となりました。自分の目標としていたコミュニケーション力に関しても、様々な体験を通して、インターンシップに参加をする前よりも話すことに自信がついたように感じています。

今回のインターンシップ体験を通し、今後自分の将来を考える上で表面的な職業理解にとらわれずに、どうしてその職業につきたいのか、自分の「なぜ?」という思いを大事にしていこうと思うようになりました。また、社会人の方から「自分の人生に責任を持てるのは自分しかいない」という助言をいただき、自分がやりたいことや挑戦したいことは、失敗を恐れずどんどん取り組んでいこうと思いました。

Tさん(大村高等学校出身)


◆私が今回参加したインターンシップは、すべてオンラインでの活動となりましたが、とても充実したものになりました。

私が参加した理由は、就職活動をスタートする前に、将来のやりたいことを見つけ、企業様や他大学の参加者の方と積極的なコミュニケーションをとる力を身に着けたいと思ったからです。

活動内容はグループディスカッションが多く、積極的に自分の意見を出すことが求められる場面がたくさんありました。その課題を繰り返していくうちに、集団やグループで発言することへの抵抗がなくなっていきました。またどのように質問したら相手は発言しやすいかという、聞き手や話し手の立場で考えることも意識するようになりました。オンラインのインターンシップだからこそ、画面を通じて細かい所に気を配り、相手への配慮を行うことの重要さも学ぶことができたと思います。

学生生活では経験の難しいビジネスマナーも学ぶことができ、インターンシップを終え、自分自身、一回り成長できたと感じています。今回2年次の春休みを使ってインターンシップに参加しましたが、就職活動への最初の一歩として将来について考える良い機会になりました。今後の、就職活動に対して前向きな姿勢になれたと思います。

 Nさん(筑紫中央高等学校出身)

インターンシップ参加後の報告会で、Nさんが作成したスライドを一部抜粋して紹介しています