昨年12月5日、中島ゼミ（英語学）では外部講師としてNKコンサルティング代表の長井政典様をお迎えし、「夢に向かって進もうーウィズコロナ時代の就職戦線に向けて」と題して特別講義をしていただきました。長井様は西日本新聞社の記者、人事部長、取締役、西日本新聞会館社長を歴任され、現在はNKコンサルティングを経営する傍ら、日伊経済連合会専務理事として幅広く活躍されています。

長井様には毎年、中島ゼミで特別講義をいただいていますが、今回は特にコロナ禍での就職活動に不安を抱えているゼミ生たちに貴重なアドバイスをいただくとともに、これから生きていく上で大切にしてほしいことについてもお話しいただきました。一人ひとりの質問や悩みにも丁寧に、親身になって答えていただき、ゼミ生たちにとって忘れがたい時間となりました。

以下は、ゼミ生の感想です。なお、感想は2020年12月に書かれたものです。

長井様は、コロナ禍での就職活動に向けたアドバイスをしてくださいました。お話のなかで「あせらず、慌てず、ゆっくり」ということをおっしゃっていました。周りの学生の就職活動の状況がわからず、一人で焦ってしまうことがあったので、その言葉がとても響きました。私は一つのことが気になり出したら考えすぎてしまったり、心配しすぎてしまったりするのですが、楽観的に生きることが人生をより幸せにするのだということも気づかされました。長井様もおっしゃっていたように「うまくいったらラッキー」くらいの気持ちで、自分がやりたいことに挑戦していこうと思います。

長井様からは就職活動だけではなく、人生を通して必要なことを教えていただきました。なかでも印象的だったのは、「楽観的になる」というお言葉です。私は失敗を恐れるあまりに物事に対して慎重になりすぎることが多く、考えすぎてしまうこともしばしばあります。もっと楽観的に考えて良いというお言葉に心が軽くなりました。失敗は必ず次に繋がるので、失敗さえも楽しむ心の余裕を持ちたいと思います。他にも「自分で気持ちを幸せな気分にさせる」という言葉に納得しました。気分の積み重ねで幸せを感じ、自分で自分の心を立て直すことが大切だとわかりました。長井様のお話はどれも前向きなもので、大変、勉強になりました。質問にも親身になって答えてくださって嬉しかったです。この度は本当にありがとうございました。

長井様のお話を聞いて、特に印象的だった点が二つありました。一つ目はチャレンジについてです。まずはハードルを下げて、一歩ではなく半歩進み、少しずつ前進することが大切だと知りました。また、失敗してもそれを次に活かすことで新しい世界が開けることも分かりました。二つ目は幸せについてです。心の持ちようによって物事の捉え方は変わるので、日頃から意識して自分の気持ちを高める行動をしていきたいです。「笑顔は幸せを産む」という長井様の言葉を胸に笑顔を絶やさないようにして、幸せを実感する場面を増やしたいです。

長井様のお話を聞いて、就職活動中や人生における心の持ちようを学ぶことができました。この先どうなるか分からないからこそ、心に余裕を持つことが大事だと分かりました。特に印象に残っているのが「今日も幸せな一日にしよう」というお話です。人に平等に与えられているのは１日２４時間という時間だけです。その限られた時間のなかで、どれだけ濃い人生を過ごすことができるのかが大切だと思います。私はその日に何か暗いことがあったとしても最後に笑って一日を終われるように意識しています。そうすることで楽しかった一日という印象を得ることができて幸せになれるような気がするからです。これから就職活動が始まりますが、自分の個性を大切に素直な自分を信じて、頑張りたいと思います。

長井様のお話を通して、自分自身が社会に出て、生きていくうえで大切なことを学ぶことができました。特に「出会いは人生を豊かにする」というテーマが印象に残りました。人生において出会いを大切にすることが自分自身の成長にも繋がるとわかりました。壁にぶつかっても道は開けると信じ、一日一日を大切にして生きていこうと思います。本当にありがとうございました。

就職活動に対して不安を抱いている今、長井様のお話はとても私を励ましてくれるものでした。お話のなかで何度も出てきた「自分の気持ちを立て直す」ということの重要性を強く感じました。就職活動では上手くいかないことの方が多いと思いますが、常に切り替えて頑張っていこうと思います。「出会いは人生を豊かにする」という言葉もいただきました。色々なところから出会いを広げていけるように常にアンテナをはっていようと思います。長井様にお話しいただいたことを心に留めて、就職活動、そして1年後の社会人生活を頑張っていこうと思います。

長井様のお話を伺い、ポジティブな気持ちになれました。特に印象に残っている言葉が二つあります。一つは「客観的に見る自分を意識的につくる」です。これからはいつでも冷静に自分を外から見ることを意識していきたいです。二つ目は「幸せになることを意識化する」です。私は昨年、半年間、カナダで生活し、日本人の私たちはお互いに褒め合うことや、自分自身を認め、自信を持つことが少ないと感じました。これらを行うことは自分が幸せだと思うことに繋がると思います。私も日頃の小さなことから幸せになることを意識していきます。

コロナ禍で家にいることが多く、友達とも就職活動の話をする機会が無かったため、不安な気持ちでいましたが、長井様の「あせらず、あわてず、ゆっくりと」というアドバイスを聞き、もう少し人生を楽観的に考えてみようと思えました。色々なことに挑戦し、失敗を楽しみながら成長できる女性になるというのが、私の夢です。好きなことを軸に就職活動を進めていこうと思います。この度は勉強になることばかりで、有意義な時間を過ごすことができました。

今回はとても貴重なお話を聞くことができました。就職活動を前に不安を感じている時期にとても励まされる時間となりました。長井様がおっしゃった通りに、あせらず、ゆっくりと自分の今、やるべきことをやっていこうと思います。特に記憶に残った言葉は「幸せは自分で創る」ということです。これから大変な時期が続くなかで、自分の気持ちを意識的にコントロールして幸せにすることはとても大切だと思いました。長井様のお言葉を胸に就職活動を頑張っていきたいです。

長井様のお話を聞き、コロナ禍をどう過ごし、就職活動を行うのか改めて考えることができました。普通の生活や挑戦したかったことが思うようにできず、ネガティブな気持ちになることが多くありましたが、このような状況だからこそ前向きに物事を考え、今、できることに精一杯取り組むことが大切だと思いました。長井様がすすめて下さった司馬遼太郎の「21世紀の君たちへ」を是非、読んでみたいと思います。

長井様、お忙しいなか、私たちのためにお時間を作っていただき、ありがとうございました。就職活動において不安や焦りを感じることが多かったのですが、長井様のアドバイスを聞いて少し心が軽くなりました。どれも自分にとってためになるお話でしたが、特に「優しい人になろう、そして頼もしい人になろう」という言葉が心に響きました。自分もそのような人になるように意識していこうと思います。長井様は私たち一人一人に質問をする時間を設けてくださいました。真摯に向き合ってくださるお人柄にとても感銘を受けました。私の悩みにも真剣に受け答えしてくださり、とても勇気づけられました。本当にありがとうございました。

この度は、貴重なお話をありがとうございました。「幸せは自分で創ろう」「幸せな人生を送るためにはどうするのか」という言葉がとても印象的でした。自分の幸せを自分で生み出していこうと本日のお話をお聞きして決心することができました。不安を幸せに変えられるヒントを頂くことができ、心が軽くなりました。本日は素敵なお話をありがとうございました。

長井様からアドバイスをいただき、多くのことを学ぶことができました。なかでも特に印象に残った言葉が二つあります。一つ目は「幸せは自分で創ろう、心を立て直そう」という言葉です。長井様は「嫌なことがあった日でも翌日に引きずらないために、夜寝る前に心を立て直すことが大事だ」とおっしゃっていました。この言葉を聞いた時に『赤毛のアン』にあった「Tomorrow is always fresh with no mistakes in it.」という言葉を思い出しました。これからは悩んでも寝る前までには心を立て直すよう心がけようと思います。二つ目は、私の悩みへのアドバイスについてです。私はよく小さなことに一度でも気になってしまうと何時間も考え悩んでしまい、気付いたら一睡もせずに朝になっているということがあります。この悩みについてアドバイスをお願いしたところ、ヨガや本を読んでみることをすすめてくださいました。確かに、これはいいかもしれないと思いました。まずは生活習慣を改善して、リラックスできる時間を作ることを目標にしようと思います。

昨年度の長井様による特別講義（2019年11月撮影）