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2021.02.19

国際キャリア学科

(授業紹介)国際キャリア学科の経済・経営学領域のカリキュラムのご紹介!

国際キャリア学科には、1年次に「Introduction to World Business:国際キャリア入門」、2年次に「経済学入門」「国際マーケティング」「国際金融」、3年次に「会社法」「日本産業論」「人的資源管理論」「カレント・ビジネス」(国際ビジネスに関わる様々な業界で活躍されている経営者、実務担当の方々による講義)など、将来、世界とつながる仕事で活躍するために必要なことを学ぶ経済・経営学領域のカリキュラムを揃えています。語学でも「Business Reading」「Business Communication」などのビジネス英語や「中国語ビジネス会話」などの実践的な科目を設けています。

ここでは、そのうち3年次に学ぶ「日本産業論(Japanese Industry)」と1年次に学ぶ「Introduction to World Business(国際キャリア入門)」(担当:山口)、ビジネスの現場で活かせる英語を学ぶ「Business Reading」(担当:イアン・ケニオン)、そして国際ビジネスの現場を体験するフィールドワークとインターンシップについてご紹介します。

日本産業論(Japanese Industry)

3年前期に開講している「日本産業論:Japanese Industry」では、『日本経済論・入門』(八代尚宏著、2017年)を教科書として、戦前から太平洋戦争の敗戦、戦後復興、高度経済成長、二度の石油ショックと安定成長への移行、プラザ合意からバブル景気、バブル崩壊と長期デフレ、アベノミクスからコロナ禍の現在までと、日本経済の変遷をたどりながら、各時代の日本経済を牽引した繊維、鉄鋼、自動車、電機、総合商社、金融など主要産業の概要と現況を日本語と英語で学びます。

(2019年度の授業風景です)

M.Sさん(福岡県立筑前高等学校出身)

戦後の日本経済の歩みと変化を様々な側面から学びました。遠隔授業でしたが、とてもわかりやすい講義のおかげで日本の経済と産業に関する知識が着実に身についたと思います。講義のなかでも、また課題でも自分で調べることが多かったことが学習意欲の向上に繋がりました。課題では戦後の日本経済史に関する英文読解などにも取り組み、経済学、経営学関連の専門用語を調べることで新しい英語の語彙や知識も増やすことができました。

S.Mさん(福岡県立春日高等学校出身)

先生が毎回の授業で質問を投げかけられ、自分で調べる時間を設けて頂いただいたこともあり、より理解が深まりました。質問への回答を見てクラスメイトの意見を知ることができたのも有意義でした。高校までの日本史や政治経済の授業よりも深く、なぜこの現象が起こったのか、その背景は何かを考え、理解することができました。過去の不況の原因や政府の対策について学んだことで、社会の現状についても考えるようになりました。

M.Kさん(福岡県立城南高等学校出身)

繊維産業に関する講義が特に印象に残りました。経済発展の初期段階では安い労働力を活かして繊維産業が発展し、産業基盤を構築すると共に外貨獲得に必要な輸出を牽引していくことを学ぶとともに、高度経済成長を牽引した日本の繊維産業が人件費高騰や円高などに伴う製造コストの上昇、そしてトレンドを採り入れながら低価格に抑えた製品を短い商品サイクルで大量に販売するファストファッションの伸張で生産量、企業数とも縮小を続けてきたことなどを学びました。

A.Fさん(福岡県立三池高等学校出身)

戦後日本経済の歩みについて学ぶことを通して、敗戦後の廃墟から高度経済成長を経て日本経済がどのように発展してきたのか、現在の日本経済がどのようにして成り立ってきたのかを理解することができました。これからはニュースなどをよく見て、現在の日本経済の抱える問題点などについても考えることができるようになりたいです。経済問題や日本社会の動きを知ることにはとても興味があったので、受講していて楽しかったです。

A.Tさん(鹿児島県立加治木高等学校出身)

敗戦から戦後復興、経済成長、バブルとその崩壊、それらを取り巻いた海外の動向、日本企業の繁栄や衰退など、深く理解することができました。対面授業でなかったのは残念でしたが、掲示された資料を読みながら深く考える時間が持て、より理解を深めることができたと思います。自分のコメントに対する先生の返信を頂いた時は嬉しかったです。さらに、ゼミや他の授業で学んだ日本と海外との関わりや歴史に関する知識との結びつきを感じた時はとても興味深く、学ぶ楽しさも感じました。

Y.Mさん(佐賀県立鳥栖高等学校出身)

わかりやすい解説や資料に加え、英文和訳の課題に取り組むことを通し、さらに理解が深まりました。アメリカ人の友人に英語で日本のバブル経済の説明ができた時は本当に嬉しかったです。対面授業だと見当違いな発言をするのではと気にしたりして、発言しにくいこともありますが、オンライン授業だとより積極的に発言できたように感じます。クラスメイトの意見も読むことができ、考えを広げることができました。

H.Mさん(広島県立福山明王台高等学校出身)

授業後の英文読解の課題に真剣に取り組むことで、流れをしっかりつかめ、理解を深めることができました。最も印象に残ったのは戦後の高度経済成長の要因に関する授業です。戦後の日本経済の歩みを現在に繋げながら学べたことで就職活動に繋げることもできた講義でした。将来、働いていくうえで重要な知識を得られたと思います。

(2019年度の授業風景です)

Introduction to World Business(国際キャリア入門)

国際キャリア学科1年生を対象とした「Introduction to World Business」では、将来、世界とつながる仕事に就くために必要な日本の経済とビジネス、そしてそれを取り巻く国際情勢に関する基礎的な知識を身につけることを目標としています。

(2019年度の授業風景です)

Y.Mさん(福岡県立福岡高等学校出身)

この講義では、日本と世界の政治、経済、そしてビジネスについてより多角的な視点から理解を深めることができます。高校までの学習は少しでも多くの知識を詰め込み、覚えることが目的のようになっていました。しかし、大学の授業ではいかに柔軟に、広い視野を持って物事を考えられるかが問われます。この講義は特にそういう力を伸ばすことができると感じています。特に印象に残っているのは「サブサハラ・アフリカ地域はなぜ貧しい国が多いのか」という授業です。今後もあらゆる視点から物事を捉えられるように積極的に授業に参加していきたいと思います。

M.Oさん(西南学院高等学校出身)

将来、海外で仕事がしたいという思いから履修しました。経済の仕組みや国際情勢などを過去の代表的な成功例や失敗例、身近な話題を交えて学ぶことで、今後、自分がビジネスをしていく際に参考になる知識を身につけることができています。また、一人一人が発言する機会が設けられているため、クラスメイトの様々な考えを吸収でき、視野を広げることができました。

S.Aさん(福岡県立明善高等学校出身)

経済を通して世の中の仕組みを知り、視野も広がるのが実感できます。経済と関係ないように思える事柄も実は関連があるということがわかり、とても面白いです。授業では、そういった例も交えてわかりやすく丁寧に教えて下さり、色々な観点から物事を考える力が養われるとともに楽しく学ぶことができています。

M.Sさん(福岡大学附属大濠高等学校出身)

もともと経済には興味がありましたが、「商品やサービスにはなぜ価格があるのか」「なぜアフリカには貧しい国が多いのか」「1万円はなぜ1万円の価値があるのか」のような、今まで疑問に思ったことがないこと、あるいは深く考えようとしなかったことについて学べる、とても有意義な講義です。今の状態になった原因を過去から探るための時間を十分に確保していただけるので、自分の考えをしっかり深め、発言することができました。

R.Tさん(大分県立日田高等学校出身)

高校で習った政治経済に関することが実際に世の中でどうなっているかがわかる講義で、質疑応答を通して自分で考えることで経済の仕組みがよく理解できました。これからもなぜそうなったのかなど、物事を関連付けながら理解していきたいと思います。

M.Uさん(熊本県立熊本北高等学校出身)

政治経済への苦手意識を持っていたのですが、この授業では先生が一つ一つ丁寧に、分かりやすく例を挙げながら説明してくださるのでとても楽しく学べています。また、経済を学ぶ時、各国の歴史的背景を踏まえて考えると、より理解が深まるため、高校時代に学んだ世界史の知識が活かされていることが実感できて、とても嬉しかったです。これからも日本と世界に目を向けて、さらに知識を増やしていこうと思います。

Y.Hさん(福岡県立須恵高等学校出身)

世界各国の歴史的背景から現代の経済状況までを日本と照らし合わせながら学び、私たちが生きていく上で必要な知識や考え方を深められているように感じます。考える時間を与えてくださるので、普段、あまり意識しない日本の経済状況や政府の取り組みなどについて考える良い機会になり、ニュースも意識して見るようになりました。特に印象に残っているのは、前から興味があり自分で調べたりしていたアフリカの貧困問題がテーマの授業です。元の原因から知ることの大切さ、そのために何が必要か、調べる力と未来を見据えて考える力の重要性を感じました。

(2019年度の授業風景です)

Business Reading

2年次に開講している「Business Reading」は国際ビジネスの現場で活かせる英語を学ぶ授業です。

The aim of this class is for students to learn a little about a wide range of different businesses, not only by sitting down and reading about them but by encouraging students to discover information for themselves.  

 

Each class focuses on a different kind of business, such as the fashion business, the airline industry, the retail business or the IT industry.  Reading is a solitary pursuit, so other activities are always built in. Students may, for instance, receive slightly different versions of that day’s reading material, with different bits of information missing. Each student’s task is then to prepare questions in order to elicit that information from another student. This makes the class more interactive and more lively than if students were simply reading on their own.

 

Other reading exercises may include researching questions typically asked at job interviews abroad, and then practicing interview situations by asking and answering these in pairs. Yet another example - perhaps in preparation for a career with a non-Japanese company - is learning how to create more individualised “western-style” CVs. In order to vary class content even more, students will sometimes be asked to watch short videos about various business topics. 

 

Basically, although this class is called Business Reading, we will also be studying the world of business in many other ways. 

国際ビジネス・フィールドワークとインターンシップ

3年次には、こうした経済・経営学領域の科目で学んだことをさらに国際ビジネスの「現場」で深めるため、企業、公的機関、産業関連施設などで国際ビジネスとそれを取り巻く環境について実地で学ぶフィールドワークやインターンシップも開講しています。 

国際ビジネス・フィールドワーク(2019年度)

国際ビジネス・インターンシップ(2019年度)

●アシアナ航空客室乗務員研修(ソウル)

●EGLツアーズ(香港)

●H.I.S.バンクーバー支店(カナダ)

●H.I.S.マカオ支店(マカオ)

●カッサーレ・マルケーゼ(イタリア)

●明治安田生命(福岡)

●鹿児島銀行(鹿児島)

●ディサント(福岡)

●福岡観光コンベンションビューロー

●Fukuoka Now (福岡)

●九州農産物通商(福岡)

●ホテル日航福岡

「定評のある英語教育で英語力を総合的、かつスキル別に高めながら、専門科目については実務、現場からの視点を重視しながら学ぶ」、これが国際キャリア学科のカリキュラムの大きな特色といえます。