心理学科では、毎年、基礎演習(1年生)と応用演習(2年生)の授業で「フォト五七五」を作っています。「フォト五七五」とは、それぞれの感性やセンスを生かし、福岡女学院の風景を写真(フォト)に収め、それに合う句(五七五)を作るという課題で、毎年楽しみにしているイベントの一つです。
※「フォト五七五」の詳しい説明は、こちらをご参照ください。
前期は2年生が、登学できない状況の中でも、毎日の日常生活をそれぞれの感性で切り取り、すてきな作品を作ってくれましたので、この学科Todayの中でも紹介してきました。
そして、後期は、1年生の対面授業がついにスタートし、1年生も初のフォト五七五作りにチャレンジしました。学内に足を踏み入れる回数は、いまだ決して多くはありませんが、大学生活をおくる今の気持ちを、作品の中に感性豊かに盛り込んでくれました。先日、作品鑑賞会を実施し、それぞれの作品に互いに触れ、共感したり、新たな発見をしたりと、一年生同士の交流を深める有意義な時間をもつことができました。
この学科Todayの中でも、得票数が多かった優秀作品を、紹介します。今日は第2弾とです。是非ご覧ください。
※ 第1弾の記事は、こちらをご参照ください。
優秀作品の紹介
【作者の思い】
大学生活が始まったものの、2020年前期は全て遠隔授業になってしまい、後期も数えるほどしか大学に通うことはできませんでした。そんな中、学内の黒板と使用されたチョークを見て、今まであたりまえだった通学が普通にできるようになり、構内で大学生活を送りたいという願いを込めています。
【作者の思い】
キャンパス内を歩いていて、ふと目に留まったのがこの窓辺に見えるパンプキン達でした。窓から顔を覗かせるパンプキン達の様子が、キャンパス内を歩く学生たちをこっそりと見守ってくれているようで可愛いなと思いました。パンプキン達が何を見て、何を話しているのか想像すると、ほっこりする写真だと思います。季節のイベントを大学で感じることができて嬉しかったです。
【作者の思い】
福岡女学院大学には、大学と高校をつなぐ長い廊下があります。長い廊下の先に高校の生徒さんの姿が見えたときに、この廊下一本で、ほんの僅かの歳の年の差で、こんなにも生活が変わるんだと思い、句にしました。あえて廊下を道にたとえたのは、廊下を人生の過程の一本道として掛け合わせたからです。