心理学科では、毎年、基礎演習(1年生)と応用演習(2年生)の授業で「フォト五七五」を作っています。「フォト五七五」とは、それぞれの感性やセンスを生かし、福岡女学院の風景を写真(フォト)に収め、それに合う句(五七五)を作るという課題で、毎年楽しみにしているイベントの一つです。
※「フォト五七五」の詳しい説明は、こちらをご参照ください。
前期は2年生が、登学できない状況の中でも、毎日の日常生活をそれぞれの感性で切り取り、すてきな作品を作ってくれましたので、この学科Todayの中でも紹介してきました。
そして、後期は、1年生の対面授業がついにスタートし、1年生も初のフォト五七五作りにチャレンジしました。学内に足を踏み入れる回数は、いまだ決して多くはありませんが、大学生活をおくる今の気持ちを、作品の中に感性豊かに盛り込んでくれました。先日、作品鑑賞会を実施し、それぞれの作品に互いに触れ、共感したり、新たな発見をしたりと、一年生同士の交流を深める有意義な時間をもつことができました。
この学科Todayの中でも、得票数が多かった優秀作品を、これから数回に分けて、不定期に紹介していきます。是非ご覧ください。
優秀作品の紹介
【教員コメント】
女学院には人との繋がりを作り、大切にできそうな場所がたくさんあると思いました。4年間という、長いようで短い時間なので、繋がりを大切に過ごしていこうという思いを込めて詠んでくれたそうです。
【教員コメント】
初めての対面授業の日。基礎演習のクラスで学内散策に出かけました。その時に撮った写真だそうです。4年後は皆それぞれが違う道へと進み、新しい環境へ向かうために翼を広げている姿が浮かんできて、詠んだ句だそうです。
【教員コメント】
Kさんは、パイプオルガンはどこの大学にもあるわけではないので、大学に行けるようになったら必ず見に行こうと思っていたそうです。そして、初めての対面授業の日に、念願のパイプオルガンを見に行き写真を撮りましたが、Instagramをやっていないことに気づき、せっかく撮った写真と思いを今回のフォト五七五に込めました、とのことです。
【教員コメント】
県外の地元にいるお父様が福岡女学院大学へ見学に来てくれた時の写真だそうです。普段、男性は関係者以外立ち入り禁止という女子大を楽しんでいる様子を五七五の俳句で表現したそうです。ちょうど金木犀が見頃を迎えていて、とても綺麗でした、と句に込めた思いを教えてくれました。(お父様は快く写真の掲載を承諾してくださいました。ありがとうございました)
第2弾でも引き続き優秀作品を紹介していきます。楽しみにしていてください。