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2021.02.01

国際キャリア学科

(授業紹介)Communication Strategy(国際キャリア学科2年選択科目、担当:蘭)

「Communication Strategy」はコミュニケーション力を高めることを目標とする科目で、グループワークが中心になります。本授業では、毎回、目標をたて、それを達成するための活動をグループで協力し合いながら行っていくように構成しています。具体的な目標としては、対立の理解、多様性、信頼関係、感情知能、コラボレーションなどがありますが、グループワークを行った後、その成果を総括し、質問に答えていくなかで、さらに理解を深めていきます。

 

本来、同じ空間を共有しながらグループワークをするのが当たり前でしたが、オンライン授業になったことで教員と学生双方に多くのチャレンジがありました。特に、画面越しのグループでの作業に慣れ、積極的に自分の意見を述べるまでに時間がかかりました。しかし、できることから試行錯誤をしながら取り組み、様々な困難や問題点を解決していくなかで成長につながった部分が多く、受講生からはコミュニケーションの大切さやチームワークの重要性を再認識することができたという感想が寄せられました。以下は受講した学生(国際キャリア学科2年生)の感想(代表)です。

(上の二つは2019年度以前の本授業の授業風景です)

 M. Iさん(福岡女学院高等学校出身)

 「Communication Strategy」の授業を通して同じトピックについて話をしていてもそれぞれ意見が違うこと、見解の対立を通して新しい発見があるということに気づくことができました。違う意見を持っているからといってそれを否定せずに、相手の考えや意見に耳を傾けることで、自分では気づくことのできなかった面を見つけることができました。

 H. Iさん(純心女子高等学校出身)

この講義を通して様々な要因が積み重なって対人コミュニケーションは成り立つことを学びました。オンライン授業は対面よりも意思疎通が難しいからこそ、相手の意見を注意深く聞き、討論することが大切なのだと感じました。また、他のメンバーの意見を聞くことで自分にはなかった考えを吸収することができ、視野が広がりました。自分が発言している時に相手の顔が見えないと話を聞いてくれているのかどうか不安に感じたので、私は積極的に相槌をすることを意識しました。

R. Tさん (福岡県立筑前高等学校出身)

グループワークにおいては自分の意見をしっかりと言い、仲間と積極的にコミュニケーションをすること、そしてチームワークが大切だということを実感しました。

 A. Sさん(筑陽学園高等学校出身)

 毎回、グループワークがあり、その都度、メンバーも変わったので、たくさんのクラスメイトとコミュニケーションをとり、楽しく活動できました。グループで協力し、考えを伝えあったりしたことで様々な考え方も知ることができ、お互いに共通点を見つけて盛り上がることもありました。コミュニケーションにおいては、相手に伝えようとすること、相手の考えを受け入れること、そして相手のことを考えた行動や気持ちが大切であることを実感しました。

N. Tさん(福岡市立福岡西陵高等学校出身)

この授業では、先生の説明や指示を聞いたうえでグループワークを行いました。グループのメンバーは先生がランダムに決められたので、今まであまり関わりがなかった人とも共同作業ができて、とても充実した時間でした。最も印象に残っているのは顔を隠した状況でコミュニケーションをとる活動です。いつものグループワークとは一味違い、とても不思議で面白い授業でした。人とコミュニケーションをとるとき、表情にも気をつけようと思いました。

Y. Sさん(九州産業大学付属九州産業高等学校出身)

私がこの授業で最も印象に残っている活動は、Activity:17 Get the Memoです。この活動では、グループメンバーに用意したはずのタスクを自分がやらなければならないというシチュエーションを体験しました。この体験から学んだことは「私たちは自分ができないことを他人に期待してしまうことがある」ということです。一見、ネガティブなことのように思えますが、人はお互いの苦手を埋め合っているともいえます。このようにしてできた多様的チームは、私たちのグループワークをより良いものにしてくれると感じました。

B. Oさん(福岡県立福岡中央高等学校出身)

この授業を通して、非言語コミュニケーションの重要性や対立の解消法などを学ぶことができました。少人数でのグループワークで実践することにより、目的としていることがより明確になりました。表情やジェスチャー、声のトーンなど、日頃、意識していないことをあえて意識してコミュニケーションをとることの面白さやどうすれば対立した時に互いに不快な思いをせず、解決できるか考える難しさなど、身をもって感じました。気づきや新たな発見があり、楽しかったです。

N. Mさん(福岡県立筑紫高等学校出身)

この授業ではグループワークもたくさんあり、クラスメイトとの会話を楽しみながら学べます。声のトーンや表情など色々な角度からコミュニケーションにアプローチすることで、意識するポイントを明確に理解できました。私はこの授業を通して前向きなコミュニケーションができるようになったと思います。最近は相手が気持ちよくコミュニケーションができるように心がけています。アルバイト先でお客様とお話をする際にも授業で習ったことが役立っており、以前よりも自信を持って接客ができるようになったと実感しています。この授業で学んだコミュニケーション力は一生ものです!受講して本当に良かったです。

M. Nさん(福岡県立久留米高等学校出身)

この授業では、人とコミュニケーションをとるうえで起こりうる「対立」などについてグループワークを行いながら理解を深めました。ディスカッションやゲームなどを取り入れてコミュニケーションをとることで実践的に学ぶことができました。また、毎回、違うメンバーでグループワークを行うことでコミュニケーション力も上がりましたし、様々な考え方や価値観を持った人に出会うことができ、視野も広がりました。

C. Wさん(福岡県立春日高等学校出身)

多くの人と関わりながら生活をしていくうえで、コミュニケーションはとても重要です。私はこの授業を通してコミュニケーションスキル、人々の多様性など、様々なことを学びました。また、グループワークを通して自分と相手の意見を比較でき、さらに自分の考えを深めることができるとともに、自分では思いつかない考えにも出会うことができ、視野が広がりました。この授業で学んだことは、確実に将来に役立つものだと実感しています。

M. Mさん(香川県立高松桜井高等学校出身)

価値観の違いによる見解の対立やグループワークを通してたくさんの学びがありました。対立が起こった際は一方的にこちらが話すのでなく、相手の意見も聞き入れることで解決することが大切だと学びました。今後もこの授業で学んだ大切なポイントをおさえ、コミュニケーションを楽しみたいと思います。毎回、グループワークがあり、楽しく授業を受けることができました。

K. Mさん(福岡県立新宮高等学校出身)

この授業では対立を自ら経験し、それに対して自分がどのような反応をするかということを学びました。私たちの会話にはダイアログとディベートが存在し、この二つの行動を自分が他者にどのように向けるのかということを行いました。オンライン授業でしたが、普段の授業では想像できないようなことを体験することができ、とても良い経験になりました。    

S. Kさん(福岡県立武蔵台高等学校出身)

 私がこの授業を履修した理由は、社会生活においてコミュニケーション力は必要不可欠で、最も重要な能力であり、学生のうちに身に付けるべきだと考えたからです。グループワークに問い組みましたが、とてもいい経験になったと思います。毎回、メンバーが変わることで新たな関係性を築いていかなければならず、それを通してコミュニケーションスキルの向上を実感しました。異なるメンバーで様々なアクティビティに取り組むなかで、新たな考え方や価値観を学ぶことができたと感じました。受講して良かったなと思います。

T. Tさん(福岡県立新宮高等学校出身)

この講義では多くのグループワークを体験し、他の人の意見を取り入れることの大切さ、メンバーそれぞれが柔軟性を身につけることで活動が円滑に進むようになること、そして協力して取り組むことによってより良い答えを導き出すことができるということなどを学ぶことができました。この経験はこれから社会人になった時でも活きてくると思います。大学生の間に身につけることができ、とても良かったです。

M. Wさん(福岡県立福岡中央高等学校出身)

 「Communication Strategy」の講義を通して、日常で起こりうる対立の対処方法について考えることができました。実際に様々なActivityをクラスメイトと行い、体験することで、考え方の視野を広げました。対立は自分の行動次第では防げること、またその後の行動で相手との関係をより良くすることができることなど、社会に出て、多くの人と関わりを持つ時に大切なことを学べたと思います。

G. Mさん(スリランカ出身、くるめ国際交流学院出身) 

When I read the subject name itself made me curious to know what is [Communication Strategy]. After reading this subject’s syllabus, I found it very relevant in our day to day life. Conflicts can occur in every society, workplace, ethnic group, or when we work as a team because conflicts are inevitable. We worked as a team to understand and to experience real conflicts over some activities. How do you see it? Positive spin, Supply closet, Common uncommon, Word search, Two truths and a lie with a twist, Behind the Mask, Build a word, resolutions, etc. In every activity, we learned how to outcome from conflicts and deal with those as a team or individually. At the end of this semester, I felt somewhere we all are trying to run away from our problems or ignore them as possible as we can. But now I think running away from problems or ignoring them, or not responding can make things more complicated and worse, especially in working places or in our relationships or when we work as a team. We can always resolve the problems by addressing them.  As I live in a completely different cultural country than mine, I think these lessons will help me in the future and now to understand more about Japanese culture, the Working environment of Japan, and how to deal when conflicts occur better from further.