国際キャリア学科の四期生にあたる現４年生の就職活動はコロナ禍により大きな影響を受けました。学科の卒業生が多数、活躍し、現４年生も多くが志望していた航空、旅行、ホテルなど人の移動にかかわる業界では採用活動を停止する企業が続出しました。しかし、こうした逆境のなかでも四期生たちは果敢に挑戦を続け、目指していた業界や企業への就職が内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。

このコーナーでは志望していた企業より内定をいただいた４年生（代表）の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第１０回はコカ・コーラボトラーズジャパンビジネスサービス株式会社様より内定をいただいたR.Fさん（福岡県立青豊高等学校出身）からの喜びの報告です。 なお、国際キャリア学科からは昨年、卒業した二期生のM.Iさん（福岡市立福翔高等学校出身）がコカ・コーラボトラーズジャパン株式会社に就職し、現在、東京の本社に勤務しています。

私はこの度、コカ・コーラボトラーズジャパンビジネスサービス株式会社から内定を頂くことができました。コカ・コーラボトラーズジャパンビジネスサービス株式会社は、コカ・コーラボトラーズジャパングループの間接業務を担っている会社です。

 

私が就職活動を本格的に始めたのは今年の3月に入ってからでした。当初はどのような企業や業種が自分に合っているのか分からなかったので、業界や業種を絞らず様々な企業の説明会に参加しました。就職活動で苦労したことはエントリーシートの作成です。私は留学経験もなかったので最初のうちは何を書こうかととても悩みました。しかし、これまでの自分の経験を振り返るとともに、友人と「他己分析」を行うことで自分の強みを見つけることができました。面接では初めの頃は緊張して、うまく話すことができませんでしたが、次第に慣れてきて、堂々と話せるようになりました。

 

コロナ禍の影響で私の就職活動はほぼオンライン上で行われました。なかなか思うように就職活動を進められなかったり、周りと比べて焦ったりと、何度も心が折れそうになりました。しかし、大変なのはみんなも同じだと思い、友人と励まし合いながら頑張りました。なかでも大学の進路就職課の方が「最終的に自分が行きたいと思った企業に受かれば大丈夫」と言ってくださったことが心の支えになりました。そして、様々な企業の説明会に参加しているなかで、多くの方々に親しまれている商品の供給をいわば縁の下の力持ちとして支えているコカ・コーラボトラーズジャパンビジネスサービス株式会社に強く惹かれ、同社を目指すようになりました。内定のご連絡をいただいた時は本当に嬉しかったです。

 

進路を決めるにはとても悩むと思います。私も大学受験と就職活動で悩みました。将来の目標がまだ見当たらないという在学生の方は、今のうちからインターンシップや企業説明会に参加しておくと良いと思います。SPIの対策や自己分析は就職活動が解禁されるまでに終わらせておくのがおすすめです。就職活動は辛いことがたくさんあると思いますが、自分のペースで息抜きもしながら頑張ってください。高校生の皆さん、大学生活はあっというまに過ぎてしまいます。是非、いろいろなことに挑戦して、充実した大学生活を送ってください。