国際キャリア学科の四期生にあたる現4年生の就職活動はコロナ禍により大きな影響を受けました。学科の卒業生が多数、活躍し、現4年生も多くが志望していた航空、旅行、ホテルなど人の移動にかかわる業界では採用活動を停止する企業が続出しました。しかし、こうした逆境のなかでも四期生たちは果敢に挑戦を続け、目指していた業界や企業への就職が内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。
このコーナーでは志望していた企業より内定をいただいた4年生(代表)の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第15回は第一志望であった楽天カード株式会社様より内定をいただいたM.Mさん(福岡常葉高等学校出身)からの喜びの報告です。
M.Mさん(福岡常葉高等学校出身):楽天カード株式会社内定
私は第一志望としていた楽天カード株式会社より内定をいただきました。
大学2年生の時に経験した西オーストラリア大学への留学で、英語を学ぶだけではなく、多文化社会であるオーストラリアの文化を学んだり、様々な国からの友達をつくったりすることで、将来はグローバルな環境のなかで働きたいと思うようになりました。
就職のことを具体的に考え始めたのは3年生になってからで、大学の進路就職課が毎週、開いている講座に参加して、面接やディスカッションの対策、エントリーシートの作成などについて学びました。3年次の夏には国際ビジネス・フィールドワークにも参加しました。北部九州にある国際ビジネスを展開している企業や公的機関を訪問させていただき、様々なお話を聞くことができました。3年次には様々なインターンシップにも参加し、以前から関心があった楽天カードのインターンシップも経験しました。楽天カードのインターンシップでは、会社説明のほか、英語の模擬授業や社員食堂での昼食などを体験し、とても明るく開放的な社風と社内公用語が英語ということがとても印象に残りました。
3年後期からは就職活動に向けて動き始めましたが、その際、最も大切にしていたことは共に働く人たちです。アルバイトなどの経験を通して一緒に働く人の大切さを学んだからです。また、その企業がこれからの社会でどのような役割を果たしていくのかも重視しました。内定をいただいた楽天カードは、インターンシップでの経験から明るい社風に魅力を感じていたこと、キャッシュレス化が進む社会で円滑な経済活動の促進に貢献していること、そして社員教育や福利厚生が充実しているところに惹かれ、第一志望として就職活動を行いました。今回、内定をいただくことができ、本当に嬉しかったです。
後輩の皆さん、新型コロナウイルスの影響で就職活動にも大きな影響が出ていますが、就職活動ではまず自分が大切にしたいことや働くうえで求めるものなどをしっかりと考えていくことが重要だと思います。皆さんの就職活動がうまくいくことを心から願っています。
☆The Path to Her Dream☆